テンプレ的な 56
『さて、オッサンは怒られるまえにとんずらしますわ。ほんじゃね~』
ロリエルフちゃんを自分の椅子に座らせてダッシュ。予想以上にエルフ編が長引いてもたからね。そろそろお別れですにゃ~。唐突だけどね、そんなもんだね。生きるって辛いね。
んーちょいと迷ったけど世界樹をのぼってみっか。んで適当な所から適当な方向へ空飛んでこ。
えっちらおっちら。おー、予想より遥かに高いな。天辺みえねーわー。ま、適当で。と登ってる最中にエルフ森の外に光る物を発見。あれは……んーと?焚き火か?マジカヨ。森の中で焚き火とか。森が燃えてまうがな!
てなわけで焚き火の方向へジャンプ。とりあえず近くに着地。焚き火を管理してるのはエルフ。奴隷の。まだエルフ編続くの?
あー、野営か。奴隷エルフちゃん一人残して。いやー、なんか奴隷エルフを連れてエルフ村に立ち寄りそうな人物って一人思い浮かぶんやけど。やだなー。そんなテンプレしてるやつ。あいつっぽいよなー。不能の。
んー。あー。はー。仕方ないね。オッサン、無駄にオッサンだからね。
『静かに』
『!』
エルフちゃんに近づいて状況確認。やたら驚かれてる。あ、そうか。オッサンエルフだからね。仕方ないね。
『気付かれると厄介だから首の動きだけで応えてくれ。君は勇者君の奴隷かい?』
縦に一回。勇者君順調にハーレムメンバー集めてんな。当初の目的はどうなったんやろね?
『この近くにエルフ村があるんだけど、そこの出身かい?』
縦に一回。ふむ。全員同じに見えるから、どこの縁者とかわからんな。エルフ村出身だから道案内に指名されたってとこか。まぁこんだけの情報あればもういっか。
『わかった。君を解放しよう。もう怪しい人間的なやつに騙されるなよ~』
首輪を『カット』。やってから気付いたが、奴隷って首輪だけはずせば元に戻るんやろか?戻ってるね。隷属が消えてるわ。奴隷商いって高い金払う意味なかったね、せやね。




