テンプレ的な 04
飯食って風呂がなかったので体を拭いて寝た。メイドに起こされた次の日の朝、早速訓練開始。
厳つい顔のオッサンに指導を受けてるわけだが。他の人と違ってなんか俺だけあからさまに態度が悪いの。シゲオだからね、しょうがないね。シゲオだって毎日家族のためにがんばって働いてんだぞ!シゲオなめんな!
知らんけど。
どうでもいいからオッサンのステータスコピペしといた。この時点で訓練受ける意味がなくなった。もともと受ける気なかったけどね。
「オッサンには体動かすのはきついわー」
めっちゃ最底辺を装っておく。どうせいなくなるし、仲良くなるつもりもない。スーパーぼっち計画。
他の人はそれぞれ手応えやらやる気やらなんか感じる所があるっぽい。若いっていいねぇ。単純で。
一週間もたつとヒエラルキーが出来上がった。もちろん俺、一番下。と同時にいじめ的な扱いを受け始めた。飯食ってる時に聞こえるように悪口いわれたり、すれ違い様に小声で罵られたり。
甘いなぁ、その程度じゃ俺の心には何のダメージもないぜ。むしろ手に入れたスキルで襲い掛かってくればいいのにね?された時点で報復するが。
一ヶ月ほどたったある日、皆でダンジョン攻略にいくことになった。この頃になると俺蚊帳の外。皆めっちゃいやそうな顔で俺を見てる。足手まといだからね、仕方ないね。置き去りにされて復讐を誓えばテンプレやね。
イケメンチームはめっちゃやる気。なんか自分の力に酔ってる感じがちらほらと。モブチームはそれなり。もはやそれしか感想がない。モブ達がんば!
で、チーム分けは予想通りイケメン五人、モブ五人、俺一人。誰も何も言わないの。笑える。
昔は同情的だったイケメンチームも見て見ぬふり決め込んでる。ワロス。
(ここらへんが潮時やろねー。他の人からなんらかのアクションもあるやろうし)
そうなるように仕向けたのは俺ですけどねー。
そんなこんなでダンジョン攻略開始。オッサンの話では比較的簡単なダンジョンらしい。それでも一人で攻略しろってのは頭おかしいとしか思えんが。




