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テンプレ的な 25

 うーん、竜ちゃんなー。一応レア種なのに物語中盤で登場するせいで第二夫人とか第三夫人とかにおさまる不憫なイメージしかないから応えてあげたいんやけどなー。大抵は幼馴染や奴隷エルフ奴隷狼、転移の原因の女神やらにもっていかれるイメージしかわかんのよな。可哀想に。かといって一緒になるのもなー。てなことを地面に押し倒そうとする竜ちゃんに踏ん張りながら考える。


 

 『……いくっ…………ひさしくっ…………!』


 『いや、俺のほうがステータス高いからね?』



 なんでこんな必至なの?肉食系なの?あ、肉食系やね。牛とか馬とか丸呑みするイメージやもんね。

俺も丸呑みされるんか?下の口で。パクーって。ちょーお下品。げらげら。

 いやーどうしよかね。ここで受け入れたら何のために奴隷ちゃん達を振り切ったのかわからんくなるね。結論でてんじゃん。



 『すまない、一人で世界を見て回るって決めてるんだ。番は別の竜に頼んでくれ』


 『……どうして受け入れてくれないのですか?……私はあなたのために存在するのに!』


 いや、なんで俺が悪いみたいな流れになってんの。竜ちゃんの存在って絶対俺関係ないっしょ。俺日本にいたし。まったく接点ないし。こじらせ竜から邪竜になりそうな雰囲気じゃん。むしろヤンデレ竜ちゃん。やべー。爬虫類っぽい瞳孔がヤンデレにマッチしてますねそうですね。

 あせるオッサン、三十云年生きてきて恋愛経験とかないからね、仕方ないね。慣れてたらさらっとかわせるんやろか?……想像ができんな。



 『うーん……じゃぁこうしよう。とりあえず俺は世界を見て回るために旅を続けるけど、満足したら竜ちゃんの下に戻ってくるよ。その時は番になって一緒に暮らそうか。だからもう少しだけここで待っててくれない?』


 

 はい、似たような台詞をどこかでいいますた。これじゃ着々と死亡フラグを製造する人みたいになってるじゃん!美少女ちゃんや美人さんに好かれるのは嫌じゃないんだけどねー。洋風美少女美人さんしかいないから勃たないだけで。あ、違った、恋愛経験ないから逃げてるだけなんだよきっと。

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