テンプレ的な 14
用もないのでそのままその場をそっと離れる。今度は南にいってみよかにゃ~。
勇者君、いつか不能が治るといいね!あでぃおす!
いつもの如く城壁ジャンプで外へ。南に見えるはそびえたつ山脈。城壁入り口も他の方角の入り口と違って人の数が少ない。人気ないのかね。南は。
(ここから先、いかにも荒野ですって感じだしな)
しばらく歩くと草地がなくなってきた。かわりに岩が目立ち始める。なんか洞窟とかダンジョンとかもありそう。ふむん。しっかしまぁわかってたけど、魔王に脅かされてる感じが全く無い。ナッシング。勇者君達は街の様子とか外の様子とか確認しても何にも感じないんやろか?
自力では目を覚まさんか。はふん。
他人事やしいっか~とか思いながらずんずん進んでイベント発生。岩陰から山賊らしき人達が。
「おっと待ちな、金目の物を置いてけば命だけは助けてやるぜ」
にやにや笑いながら話しかけられた。うーん、『気配察知』あると丸わかりやから緊張も何もないね。『気配察知』だけのせいじゃないけど。前方に三人、後方に二人。後方は隠れてるっぽい。
(テンプレやなー。この世界テンプレ多すぎやろ)
わざわざこんな人通りの少なそうな所で山賊しなくてもいいのに。ん、人通りが少なそうだから都合がいいのか?うーむ、それにしても俺舐められてるのか。見た目弱そうな男が一人でのこのこ歩いてりゃそりゃ襲われるか。カモだわなぁ。
平和主義者であるところのワタクシは会話で危機を回避する選択をば。
「歯磨いてる?息クサイよ?体洗ってる?体クサイよ?なんで生きてるの?存在がクサイよ?」
平和主義者の前に正直物だった!思った事口にしちゃったテヘペロ。とりあえず逆上してきたので作ってから一回も使っていない『物理攻撃反射』『魔法攻撃反射』を試す事にした。
うーん防御的にはサイッキョだけど攻撃目的ではつかえんなー。相手の攻撃依存だから『カット』したほうがはえーや。
てなわけで対象指定『カット』で痕跡残さず消滅、な~む~。




