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テンプレ的な 01

 (お……?おぉ……?)


 目が覚めると全く知らない場所。石造りの部屋の中で、地面には鈍く輝く魔法陣。

周りには俺含め十人前後の男女。若い人多いねー。むしろオッサン俺一人。


 (これはアレか。うーむ)


 となるとやはりやらねばなるまい。お約束のアレ。


 

「召喚に応じていただきありがとうございます。私はこの国の……」



 (ステータスかもーん)


 おー、でたでた。ずらりと並ぶ基本情報に数字の羅列。スキルとかもあったりしちゃったり。

俺のスキルは……『コピペ』

 


「あの……もし……」



 コピペってコピペっすか。使い方を模索しながら思うが、これって相当ヤバイスキルでは。


 (なーんでこういう転移系って、はじめから転移した世界をぶっ壊してください!みたいなスキルが付与されるんだろなー。ふっしぎ~)



「話を……あの……」


「あー、ちょっと混乱してるから、そこらへんで気絶?してる皆が起きてから改めてお伺いいたしますので。」

 

 「はぁ……」



 目の前には西洋風の美人さん。ふわふわ金髪にちょい青みがかかった茶色の凛々しい瞳。テンプレ的にはハラグーロっぽいけどどうなんやろね。対応保留で。



 「ちなみにそこで寝てる『召喚に応じた世界代表』みたいなイケメン君を説得すれば、他の人も勝手についてくると思うからガンバ~」


 「えっと……はい……」



 がんばれ(多分)王女様。俺はパスするが多分このイケメン君は誘いにのってくれると思うぞ!

てな感じでスキル検証を続けること約五分。ちらほら起き出す者も出始めた。

 おー、やはり皆混乱してるねー。まぁ無理もない。おっとわからないように下向いてほくそ笑んでる貴方、ステータスに気付いていいスキルとれたのかな?要警戒。

 

 そんなこんなで(多分)王女様から説明開始。



 「皆様突然の私たちの召喚に応じていただきありがとうございます。私はこの国の第一王女で御座います。皆様の混乱はごもっともだと思いますが、まずは私の話をお聞きいただきたく思います」



 (ヤダー)

 

 なーんてね。まぁ情報収集は大事だから一応は聞くけどさ。あと王女様、俺のアドバイス通りめっちゃガン見でイケメン君に話かけてる。皆様とか言っといて。ハハッ。


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