209話 立ち会い連稽古
これまでのあらすじ
・ヒラギス奪還作戦四日目、ラクナの町へと移動して軍曹殿との再会とか
「ブルーブルーが言うことを聞かん? エリザベスにでも手綱を握らせろ。あやつは自分で認めた者の言う事ならちゃんと聞くはずだ。それともマサルが試してみてもいいぞ」
コームの町に戻って捕まえた師匠に、ホーネットさんからの伝言を伝えるとそんな返答をされた。
「無理ですって。それに俺は忙しいんです」
ただでさえ皆やオレンジ隊のことを気にしなきゃいけないのに、この上ビエルス組の責任まで持てんわ。
しかしエリーか。確かにエリーは一度立ち会いをしてブルーブルーに勝っている。そしてそれ以降、少し仲がいい。
エリーは立ち会いでブルーブルーの盾を真っ二つにした負い目か、食道楽なブルーブルーに、ついでに剣聖とその弟子たちに度々プリンや唐揚げを始めとする、一風変わった美食を差し入れ、すっかり気に入られたようなのだ。餌付けに成功しただけのような気もするが、見方によっては一目置かれているとも見れなくもない。
しかしエリーもあっちの指揮をしてもらっているし、ゲートであちこち飛び回ってもいる。この上ブルーブルーの手綱を取れなどと過重労働になりかねない。
「いや待てよ? ヴォークトが来てるといったな。ヴォークトにやらせてみよ」
「ヴォークト殿はブルーブルーより強かったんですか?」
「当時はワシの弟子たちの中で一二を争っておった」
エルド将軍とだろうな。ブルーブルーは結構な古株で、ホーネットさんはまだ居なかったようだ。
それならどちらかが試して上手く行けばそれでいいな。
問題があるとすればどうやって伝えるかだ。ラクナとコームは精霊で飛ばしても半日。今すぐ伝えるのは論外だし、明日また行って伝えるのは時間的には可能だろうが、少々不自然な気もする。何往復してるんだって話になる。
適当に伝令でもでっち上げるか? 伝令専門の風エルフに往復して貰ってるって設定なら……
「それはまあ良い。暇だろう。修行をするぞ」
「ええっ。さすがに今日明日はやめておきましょうよ」
昨日二〇〇人相手にさせられたばかりだし、明後日には進軍が開始される。
「昨日は途中で逃げただろう?」
「切りのいいところで引き上げただけですよ」
二〇〇人も相手をして逃げたと言われるのは心外である。
「どうもお前は追い込まれんと力を発揮せんタイプらしいからな」
「戦場ですよ。修行で追い込んでどうするんですか。余力は取っておきましょうよ」
「戦場でしか見えないものもある」
限界まで戦って戦って、その先に見えるものがある。そんなことを師匠が言う。戦場ですら修行の場にしてしまう。いや少し違うな。剣の修行に時と場所を選ばない。手応えのある相手がいないからと一人で魔境に遠征するくらいなのだ。つまりこれが平常運転なのだろう。
「安易な道を選ぶのも良かろう。お前はどちらを選ぶのだ?」
もちろん安易な道だ。だが引き続き見学エルフちゃんたちは俺の一挙一投足を見逃すまいとしている。そろそろ見学の終わる約束のお昼くらいだが、このタイミングで見学終了を言えるはずもないし、言うつもりもない。
つまりここで逃げればそれが後世に伝わるのだ。
「常在戦場」
覚悟を決めよう。
「ふむ?」
「心は常に戦場に在るがごとくあれ」
戦場でゆっくり休めると考えたほうが間違いだったのかもしれない。
「常在戦場、シンプルで良い言葉だ」
修行は必要だ。それも剣聖のつけてくれる修行。なんとも贅沢じゃないか。そう思うことにしよう。
「いいでしょう。誰でも、何人でもお相手をしましょう」
この期に及んで型の練習や筋力トレーニングもあるまい。やるなら当然実戦に近い立ち会い稽古だろう。相手なら周囲に腐るほどいるのだ。
「むろん、とびきりの相手を用意してやろう」
そういうと師匠がいい笑顔を見せた。師匠が笑う時はろくなことがないんだよな……
とびきりの相手その一。二刀のアーマンド。その二。エルド将軍。その三。サティ。その四。城壁から呼び戻されたミリアム。その五。剣聖その人。
場所はコームの町の領主の館である。今日もその広い庭では兵士たちが熱心に稽古に励んだり、ぶらぶらごろごろと暇を潰したりしている。
「昨日はあっさりやられちゃったけど、今日はたっぷり相手をしてもらおうかな」
アーマンド氏はやる気満々である。もう種の割れたスタンボルトは食らわんだろうなあ。まあ稽古の趣旨に反するだろうし、まっとうに戦うつもりであるのだが。
「エルフの守護者。どれほどやるのか楽しみであるな!」
エルド将軍もノリノリである。こんなとこで遊んでていいんですかね?
アーマンドは当然ながら強かった。ブルーブルーやホーネットさんと同格というのも頷ける、二刀から繰り出される多彩な剣技。魔法込みで戦ったのだが、ことごとく通用しない。
「以前よりずいぶんと腕が上がってるね!」
倒れた俺にアーマンドがそう声をかけてきた。装備とルールは剣闘士大会仕様。刃引き剣に皮装備で、どちらかが戦闘不能になるまでである。頭だけはそのままフルフェイスヘルムで顔を隠してある。
「そりゃどうも」
前にやった時はまともに戦うことすら出来なかったことを考えると、食い下がれただけマシにはなっただろうか。しかしすぐに治療出来たとはいえ、剣の一撃を食らうのは毎度ながら非常にきつい。細かいのも何度も食らったし、これあと四人も続けるのか……
エルド将軍も強かった。恵まれた体格から繰り出される力と鋭さを兼ね備えた剣技には終始圧倒された。正面から来る分アーマンドより戦いやすい面もあったが、正統派だけに切り崩す隙が見えない。系統的にはリュックスの上位互換のようだが、底を見るまで追い込むことも出来ずにやられてしまった。
「なかなか歯ごたえはあったが、剣はまだまだであるな!」
そしてサティ。通常剣技のみならそこそこ相手は出来るのだが、奥義の使い方が上手いのだ。ふいに発動される奥義はどれも必殺。受けるので精一杯のところを一気に切り崩され、きつい、容赦のない一撃を貰う。ビエルスでの修行のお陰で甘さが消え、ただの立ち会いでもサティは一切容赦がなくなってしまった。
「だ、大丈夫ですか!?」
鉄の剣の一撃。それも倒れるほどのを食らったのだ。大丈夫なはずがない。
「大丈夫だ。いい一撃だったぞ」
だが素早くヒールをするとそう言って立ち上がる。じゃないとサティがずいぶんと気に病むのだ。稽古は別。そう言って実行させたところで、俺へのきつい攻撃は心理的な負担となるのだろう。だからサティの前ではなるべく強がって見せる必要がある。
ミリアムとやる頃にはすでに三回倒れており、精も魂も尽きかけた状態だった。普段なら楽とは言わないまでも確実に勝てる相手に、恐ろしく苦戦を強いられた。というか、ミリアムは負けない戦いで俺の体力を削るのに注力していたようだ。格下と言っても剣術レベルは同等で、ビエルスで短期間とはいえ濃度の濃い稽古を積んできているミリアムである。追い詰め、仕留めるまで残った体力もすべて吐き出さされた。
そうして真打ち、剣聖の登場である。剣を合わせること数回。何かされた。そう思ったらもう剣を食らっていた。
フェイントのように見えた。回復して倒れたまま、師匠の剣の動きを心の中で反芻する。後でサティと復習を……
「立て。二巡目をやるぞ」
マジカヨ。
結局三巡目まで俺はやり切った。というかなんで俺ばっかり稽古してるの? そういうノリなんで勢いでやり切ったけど!
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「え? ちょっとマサル、どうしたの!?」
ラクナの町へ移動する前にもちろん治療もしたし、ボロボロになった装備もきちんと着替えたのだが、消耗した様子は一目瞭然だったようだ。アンにひどく心配された。
「稽古だ」
「怪我とか倒れるようなことは一切しないんじゃなかったの?」
「稽古は勘定に入れないことにしておいてくれ……」
修行の様子をラクナ組に報告しておく。受けた怪我は数知れず、倒されること実に十二回。ミリアムには意地で三戦全勝したのだから褒めてやりたい。
「そんなに消耗して大丈夫なの?」
「俺の穴は師匠が埋めてくれるって」
エリーのもっともな指摘にそう答える。進軍の折には師匠もパーティに加わる約束だし、魔法のほうはシャルレンシアも加わった。よっぽどのことがない限り問題はないだろう。
「それで師匠はこっちに戻れないから、ブルーブルーの手綱はエリーか軍曹殿が取れって」
「私? んー、そうね。まあやってみてもいいけれど……」
「それでダメならホーネットさんになんとかさせろってさ」
師匠もあと何年生きられるかわからない。その時になってビエルスでブルーブルーをどうにか出来る人間が居ないと困るのだ。
それと情報のやり取りにエルフの伝令を使ってるという設定も話しておく。まあこれは誰かに指摘されたらする話で、あえてこちらから言うこともない。
「そっちはどうだったんだ?」
「ええっと、今日はオレンジ隊にずいぶんと働いて貰ってね……」
茶番の開始である。後ろのほうで王様たちが出待ちをしているので仕方がない。
「それについては私から説明しよう」
「父上? 母上まで!?」
リリアを驚かせることが出来て女王様はご満悦である。
「里ではマサル殿への支援をもっと手厚くすべきだという意見も多くてな。とはいえ現地の様子を見ねばその判断も出来ん。エリザベス殿のお陰で報告を聞くより早いのでな」
「……ほどほどにお願いしますよ、父上母上」
諦めた様子でリリアが言う。そうそう。何事もほどほどが一番なんだよ。ほどほどが……
翌日は外部から見えないラクナの町のエルフ宿舎の敷地に、選ばれた者だけ集めての稽古である。知った顔ばかりなので顔出しだ。
「戦場だからと稽古をさぼりたいなどとこのワシに向かってほざくのでな。特別に鍛えてやることにしたのよ」
集まった剣士たちに師匠がそう告げる。そういう口実である。まあ概ね間違ってもいないし。
「マサルは体が使い物にならぬでも魔法で役に立てるのでな。存分に稽古を付けてやれ」
昨日と同じく、対戦は俺対他の全員。全員で総当たりの乱稽古をするには、どのメンバーも部隊において主力級の剣士である。明日以降のことを考えても無理はさせられない。
ブルーブルーとホーネットさん。ソードマスターのデランダルに加えてドラゴンクラスの剣士が三名。そこにフランチェスカに軍曹殿に、もちろんうちの剣士組のサティ、ウィル、シラーちゃん。
師匠も入れて総勢十二名。コームの時より豪華さが増している。
だが仕方ない。やるしかない。
「面倒かと思いますが、しばらくお付き合い願います」
そう言って頭を下げる。望んだことではないとはいえ、俺の稽古のために集まってくれたのだ。
「お気に入りってのも大変だなあ」
そう少し同情するように言ったのはドラゴンクラスのザック。一人目はこいつか。
ザックの実力は俺とほぼ互角。というか俺が確実に勝てるのって昨日のミリアムくらいで、ウィルやシラーちゃんですら油断してると一本取られるのだ。今日は一巡目が終わるまで立っていられるだろうかね。
「いやほんとにな」
「だが依怙贔屓は依怙贔屓。気に入らねーことに変わりはない。俺に手加減なんぞ期待するなよ?」
「はっ、そういうことは俺に勝ち越してから言うんだな」
俺の言葉でザックが間合いを詰めてきた。魔法を使えれば俺のほうが有利。だが剣ではザックに一日の長がある。間合いを詰められ剣のみでとなると、勝つためには相当な無理が必要となる。
緒戦からタフな戦いになりそうだ――
ザック、アマンダ、フランチェスカ。このあたりが俺と互角。ウィル、シラーちゃん、コリンの実力は俺より少し落ちる。
この六戦すべてに俺は勝利を収めた。特に互角の三人相手では相当に無理に無理を重ねた。
「お前がすべての肝だ。故にお前は誰よりも強くあらねばならぬ」
師匠と稽古について改めて話したのは昨日の夜のことだ。俺だけは何があっても、誰が相手でも生き延びられるよう、強くあらねばならない。何があっても俺さえ生きていれば再起は叶う。
「ワシもいつまでお前に稽古を付けてやれるかわからぬ。だから残り少ないワシの余生、すべてお前のために使おう。それが忠義というものではないか?」
そうまで言われては逃げ出すことも出来ない。
さて、ここからだ。残った相手はすべて格上。魔法を使えれば勝ち目はあるが、剣ではまず勝機はない。普通ならば……
気合を入れ直したところで騒ぎが起こった。門のほうから団体が入ってくる。
「あー、マサル様だ!」
子供の声。俺が獣人の子供を集めて作った部隊。ゴケライ団の面々だ。
「観客が多いほうが気合も入ろう」
中に入れたのは師匠か。
「なんでお前らが居るんだ?」
「もちろん戦いに来たんだよ!」
「申し訳ありません、マサル様。子供でも戦力となるならと徴集されてしまって。むろん抗議はしたのですが……」
指導をしてもらっていたティトスが済まなそうに言った。ゴケライ団はしっかりと訓練を積んでいるし、装備もいい。確かに戦力としてはそこらの徴募兵よりも期待出来るだろう。それに目を付けた誰かに前線へと送られたのか。誰だ、そいつは!
「それに本人たちも戦う。戦えると」
自分たちの故郷を取り戻す戦いだ。俺は戦後を見据えて鍛えようと思ったのだが、本人たちは参加出来るなら参加したいのだろう。
ゴケライ団は二〇名ほど。それくらいならいざとなっても逃がすのは難しくないか?
「いいだろう。後で宿舎を用意させよう。俺はいまちょっと忙しいから、用事が終わるまでその辺で休んでろ」
ゴケライ団も加護候補という側面がある。それもあって俺の戦いぶりを見せようという師匠の計らいなのだろう。どうせ来るなら六連勝する前に来ればいいところを見せられたのに。
「すいません、デランダルさん。お待たせして」
「いいよいいよ。さっさと終わらせてしまおう」
ソードマスター、デランダル・カプラン。こいつははっきりいってサティより強い。俺もやったのは数えるほどだが、一本すら取れたことがない。
デランダルは俺やサティよりかは恵まれた体格をしているが、決して恵体といえるほどでもなく、突出した力や速さがあるわけでもない。
それでも俺はともかくとしてサティが勝てないのは何故か。記憶力がいいのだ。見たものは忘れない。見た動きは忘れない。そしてそれに対応出来るだけの腕と、最適な対処方法の記憶の引き出しを持つ。
修行ではデランダルには師匠の次に面倒を見てもらっていた。つまり俺の動きのパターンはすべて把握されていて的確に対処されてしまう。剣の実戦稽古でそんな簡単な話でもないだろうと思ったのだが、それを実際にやってのけるからこそのソードマスターなのだろう。
デランダルに勝つには、まともに対処出来ないほどの力で圧倒するか、完全に不意を突くしかない。
「疲労があるので回復魔法を使っても?」
「……構わないよ」
首を傾げてそう答える。こいつは剣聖の弟子にしてはやる気がないし、きつい修行とか痛いのが嫌いな、とても理解出来るメンタルを持っている。ただそれだけに危険に対する警戒心も強い。回復魔法で取れる疲労は僅かで、使う意味はさほどないのだが他の魔法での不意打ちを警戒しているのだろう。構えもなしにゆるやかに立ってはいるが、いつでも動ける態勢だ。
「(リジェネーション)」
仕込みはこれだけ。雷光の構えを取る。
「一撃にかけるか」
デランダルに普通のヒールと継続回復の区別が付くかが問題だったが、どうやら博打には勝てたようだ。デランダルは奥義の一撃に万全を期すための回復だったとでも思っているのだろう。
俺の奥義は体がぶっ壊れるほど強力だ。ならば壊れる端から治してしまえばいい。
「雷光剣!」
全力の一撃にも関わらず危なげなく受けられた。軋む腕をそのままに、不動で剣を一気に押し込む。デランダルの態勢が崩れる。無理やり剣を雷光の構えに戻す。
ほんの数動作で、もう膝が腕が肩が焼けるようだ。だが回復を待つ余裕はない。一瞬でも間を与えれば、デランダルは回避か反撃をしてくるだろう。一気に畳み掛ける。
雷光剣――躱された。だがデランダルはそれで精一杯。完全に崩した。
もう一度、無理やり剣を翻す。そして再びの雷光剣――
躱された。完全に捉えたと思ったのに……
そこで限界が来た。リミッターを外しっぱなしだった体からがくんと力が抜け、膝が落ちる。
リジェネーションはまだ効いている。体中の痛みがじわじわと収まり、ゆっくりと体に力が戻る。だがデランダルは態勢を崩しただけで全くの無傷。立ち上がる間もなくやられる。
だが崩れた体勢を立て直し、反撃の構えを見せたデランダルの首から突然血が吹き出だした。
「ま、参った! 治療! 治療を!」
おお、切っ先が当たってたのか。
「ヒール」
大量出血に泡を食ったデランダルにヒールをかけてやると出血はすぐに収まった。
「首を狙うなんて殺す気かい!?」
デランダルが恨みがましく言う。どこかをあえて狙う余裕などあるはずもないんだけど。
「ああ、なんて酷い目に……この出血じゃ三日……いや一週間は休養せねば……」
そう俺の返事も待たずにぶつぶつ言いながらデランダルは退場していった。
「やはりやれば出来るではないか」
無茶をすればね。というか剣技を高めれば体に鞭打って戦うスタイルをしないで済むかと思ってたのに、無茶な戦いぶりに更に磨きがかかってないか? おかしい。絶対におかしい。
「やっぱりマサル様は強いです」
次はサティか。どうしようか。
今のは奇襲。種がわかってしまえば対処は簡単だ。リジェネーションが切れるまで逃げ回っていればいい。当然サティにも通用しないだろうし、一番の練習相手であるサティには対処法を含めて技のことは全部知られている。いつか剣聖や強敵とやるためのとっておきだったのだ。
それにそもそも体がもう限界だ。無理をしすぎた。次は今ほどの無理をするどころか、普通の動きが出来るかすら怪しい。
残った相手はすべて格上。その上体力は尽き、切り札も出し尽くした。勝ち目のない、絶望的な戦い。
だが戦う前から負けを認めることも、逃げ出すことも出来ない。
たとえ勝ち目のない戦いでも諦めずにあがけば奇跡が起こるかもしれない。
「さあ、かかってこい」
せめて無様な負け方だけはすまい。
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