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王の竜玉  作者: ito
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竜の試練~竜の智を知らしめよ~②

竜将軍がまず行ったことは土木知識のある者を集め監督者とした

そして、3人で一つの作業を行えるように流れを作った

三人で木を切ったり、煉瓦を作ったり慣れてくれば一人でもやらせてみる

一人で行う場合は、出来上がった物は検査され合格すれば賃金が上がる

それを目指して少しずつだが兵達の士気は上がっていた


「ここはこうでしょうか?」


「イヤそれはこうではない。あまり水をやりすぎると腐る可能性があるから、適度でよい」


王の執務室では王の執務台の隣に作られて竜将軍の机が作られた

そこでは王よりも断然に多い資料が乗せられているが、それは長く机の上に止まることはなく竜将軍が一目見るとすぐさま官吏達の手に渡り持って行かれる

竜将軍は学校作りだけではなく薬草作りにも力を入れた

これからまた戦が起きる可能性がある

薬草の不足は多くの犠牲を生むことになる

本当であれば戦がない方がいいに決まっているが、隣国の国家が不穏な動きをしていた

いつ戦いが起きるか分からない状態であった

そのため薬草作りは急いで作られた

その甲斐あって薬草の確保と医療の技術は高くなっていた

それがさらなる官吏達の関心をよんだ


日に日に竜将軍の元に来る書簡の量は増えていた

薬草や建物建築の書簡ではない

外交に関する書簡、経済対策に関する書簡、国の治安に対する書簡など分野は様々である

だがどの分野にも竜将軍はすぐさま指示を出し、すぐさま行動に移していたため少しづつであったが景気は向上していた


土木建築で働いている兵は王都でも白い目で見られることはなく、逆に丁重に扱われるようになった

それからさらに竜将軍の噂は王都中で広まった

あの冷徹の王を止めることが出来、行動力、医療の技術、誰隔てなく接する包容力にこの国を変える竜の化身として民の間で好感度が鰻登りのごとくあがっていた


今回被災に会われた方にはお見舞い申し上げます。

一刻も早い復旧を願っております。


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