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Sランクの適格者  作者: マスだ
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Sランクの魔具

中は、スールの親父さんや誰かの自慢の品が飾られていた。

「いやあ、久々に来るとやっぱ驚くな」

「そうかなあ?」

「いや普通驚くだろ。驚かないのは同じ様な感じになってるお前の家にすんでるようなやつだけだとおもうぞ。」ここの品はちょくちょく変わるので久々に来ると前来た時とぜんぜんかわっているのだ。

「ふうん、まあこんなのよりさっさと本命見に行こうよ」

せっかちだなあ、ガークさんが、困っているのが目に浮かぶようだ。




と、こんなやり取りをしていたのだ。こうなるまでは、、、、今俺は金髪の美人のお姉さんに地面に叩きつけられて拘束され、ほかの護衛と見られる人には剣を向けられていた。

「なんだおまえは、どうやって侵入した。」ばかなどうなってるんだ。しかもスールは保護されているみたいだし、、、

「侵入も何も普通に入ってきましたけど」そう言うと

「ふざけるなよ。」そういってリーダーっぽいお姉さんが半端ではない殺気を向けるとこう言った。

「わたしはドラゴン並の魔力を持った貴様のような魔物がここにいる理由を聞いたのだ」

はあ、なんだ、そういう事か、この人は俺をAランク並の魔物と<勘違い>してしまったのだ。

見るとスールもそう言うことかと納得していているみたいだった。

よく見るとお姉さんも緊張して震えていた。おそらくSランク魔具の警備のために近づいた人がどれだけの力を持っているのか調べるための探査の魔術でも使っていたのだろう。

俺は魔力だけなら軽く<人間の域>どころか並みの人間の三倍の魔力を持つエルフですら超えているので仕方ないかもしれない。

「えーと、俺は人間ですよ?」

「はっ、冗談はよせ。今お前の正体を暴く魔法をかけたんだ、か、、ら、なっ!?」

ああ、真実を知ったみたいだ。

「え、この魔力で人間だとっ!?」

「えっミレイ隊長マジですかこの魔力で!?」

まあ、信じがたいだろうけどな、一流魔術師ですら2000pくらいそれが、俺の魔力は、その数百倍なのだから。まあ今ミレイ隊長というらしいお姉さんが使ったのは、心眼の目という魔力の消費が激しい代わりに、絶対に幻術魔法を破る特別な魔法なので真実だと考えるしかないんだろうけどな。

それにしてもこんな魔法使える人いるんだなこれはGランクの特殊魔法なのに。

「えっと、本当ですソルトは、魔力が以上に多いんです」

と、ここでやっとスールの助け舟が入った。

「そう言うわけなんで離してもらえますか。」

俺がこういうとまだ半信半疑といった様子でも一応離してくれた。

「ああ、、すまない?、、、」まだ疑ってやがる。そう俺は何故かすさまじい魔力を持っている、だけど、おれは、<簡単な魔法ひとつ使えないのだ。>多分魔力が多くても逆に多すぎて使えないのだろう。

だから俺はこの町にある学校でも落ちこぼれといわれている。

まあ、スールは俺の逆で学年主席なんだけどな。

「まあ、間違いなら誰にでもありますよ」ハプニングはあったが仕方ないだろう。

「じゃあスールSランクの魔具を見に行こうぜ」

「う「待ってくれ君に話がある」なんだまだ用事があるのか。

「何ですか?」

「私の名前はミレイ、眠りの鎧の管理者だ」眠りの鎧?聞いたことないな?

「何ですか眠りの鎧って?」スールも首をかしげている。物知りなスールですら知らないみたいだ。

「眠りの鎧とは君たちの見たがっているSランクの魔具の名前だ」

ああ、Sランク魔具は鎧の形をしているのか。

「で、何でそんなこと言うんですか」スールが保護されているところを見るとスールの親父さんから来ることは、聞かされていたみたいだし。

「それはこれから説明しよう。眠りの鎧はSランクの魔具でありながら装備できるものが理論上存在しないのだ。」

は?最強の魔具であるSランクの武器なのに装備できる人がいない?なんだおおきさをまちがえたということか、いやまさかな。

「眠りの鎧は触っている者の魔力を大量に奪うのだしかも一般人なら一秒で死ぬほどの量を」

なるほどそういう事かそれなら凄腕のパラディンとかでも装備したら死ぬだろうな。

道理で理論上は装備できる者がいないわけだ。

「でどうして俺たちにそんなこと教えてくれるんですか?しかもそんな魔具使えないしなぜそんな魔具が」作られたんですかと聞こうとして

「最後まで聞け」といわれました。コエエお転婆なスールですら怖がってるぜ。

「眠りの鎧が作られたのは必要だったからだ」

「必要?」スールが聞いた。

まあ確かにそんな大量の魔力を必要とする魔具を作るなんてよほどの事があるんだろう

「センプレム、奴を倒すために必要だったのだ。」

「センプレム!?」スールが驚愕した。

俺も同じだが確かに納得したセンプレム太古に<7日で大陸を一つ破壊した>悪竜だ大天使4人に倒されたが今もその話と傷跡は残っている。

あんなものを人が倒すならそれくらいの装備は必要だろう。

「そして、なぜそんなことを話したかだが」ここでいったん間を空けるとこう言った。

「君あの鎧の持ち主にならないか?」



「「「えっえーーー」」」

「何いってるんですかミレイさん!?」

「そうですよ何考えているんですか!」

側近らしい人とスールに言われ、俺本人は頭がフリーズしていた。

「私はSランクの魔具、眠りの鎧の管理者そしてその任務はその適格者を探すことだ。あれだけの魔力を持つものくらいにしか使えないだろあの鎧は。」

「それはそうですけど」側近らしい男も言い返せないようだ。

いやまてこのままでは俺の立場がやばいことに、、、、いや、どうせ役に立たない奴みたいに思われつづけるならそっちの方がいいのか、、、、だったら。

「わかりましたやらせてみて下さい」

スールが俺を見て大きく目を見開いている。

「ではこちらに。」

ここから俺の人生は大きく変わることになったのだろうと今になって思う、、、、、、






今考えるとやっと魔法が出た気がします。

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