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第二章:アイドルのメッセージ

ナオ、本名ナオキは、ユウリの幼なじみにして、かつて同じ訓練を受けた仲間だった。

ユウリが任務で出国したあと、彼が事故に遭ったこと、自国との連絡が絶たれたことを知り、深い喪失を抱えていた。


ナオキは、彼が生きていることを信じて、芸能界へと身を投じた。

“いつか、テレビ越しにでも彼の目に留まるように”

そう思って始めたアイドル活動は、思いを超えて大きな注目を集める。


音楽番組でのナオのパフォーマンス中、ふとしたタイミングで彼はメッセージを入れるようになる。

「名前を忘れてしまった君へ。今も、僕は君を信じてる」

誰にも意味の分からないMCトークや歌詞にこっそり込められた言葉。

それでも――それは確かに、リクの心を揺らした。


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