表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紙そうめん  作者: 螢珀さいち
2/3

朝日

ーーー


硝子にうつった太陽が

おいでおいでと袖を引く

今は真昼の

空が一番近いとき


ーーー


うららかに立つ茉莉花や

キラキラと輝く空気や

どうしようもなく美しいものを見たとき

言葉はどこへ行くのだろう


ため息に姿を変えて

天へと昇るのかしら


瞬きすると昇華して

今日のごはんになるのかしら


ーーー


この世に生きるなら

暑いか寒いかしかないのだろうか

それとももしかして

私の幸せの幅が狭いだけだろうか


ーーー


死んだらきっと天使になろう

天使になったら羽をもらお


ーーー


花抱え 意気揚々と 歩く道

人が育てたものと知らずに


ーーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ