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紙そうめん  作者: 螢珀さいち
1/3

かなしみ

ーーー


寒いと震える人々の真ん中で汗をダラダラ流す

ここはとても暑いので 冷や汗を


ーーー


善性からの苦しみは

ざまあみろと嗤うしあわせすら奪うのかな


ーーー


「救い」


人は孤独で簡単に死ぬ

まずは心が

100年後に身体が


死んだ心は心中したがっている

だから身体を殺す


そのためなのだろう

寂しさを紛らすものが致死性なのは


そして身体を殺せなかったとき

心はもう一度死ぬ


ーーー


「カタルシス」

既製品の悲しみに身を委ねてすこし眠るよ


ーーー


隣家と隣接している塀は綺麗

これからも綺麗


隣家と隣接していた塀は綺麗

これから汚れていく

みんなが見ている今も

汚れている


ーーー

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