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我儘言ったって嫌わない

どうも毎回同じこと言いますが、きっと話の内容は、酷いと思います。本当にすみません。

「シロ朝よ起きなさい!」

うぅ眠たい。

「あと5分……いや30分」

「朝ごはんが冷めちゃうわよ今日はシロの好きなハニートースト作ったのにな〜残念ね」

「ハニートースト!……起きる!」

食べ物に釣られるのは随分幼稚かもしれないが、シルさんの作るご飯は、美味しいのだ。


「おはようシロ」

「おはようございますシルさん」

私の朝はここから始まる。

「シロいい加減さん付けはよしてちょうだい私たち家族になったんだからそうかしこまらなくてもいいのよ?」

「いくら家族になったからって、命の恩人なのは変わりないので、シルさん呼びは譲れません」

私たちはいつもこの会話をしてる。でもこれだけは譲るわけにはいかないのだ。

「まぁ少しずつでいいわ」

シルさんは諦めたのか、すぐに話を変えた。

「シロ欲しいものとかないの?」

「特には、今こうやって誰かと食卓を囲んだり、シルさんには沢山のことをしてもらってるので、むしろ満足してます。」

私がそう言うと、シルさんは、顔を手で隠して。

「この子いい子すぎじゃない?」

しばらく顔を隠してうう〜と唸っていました。

「よし!決めた今日はシロのお洋服買ってあげる!」

「私この服で十分ですよシルさん寝巻きもありますし生活には特に困ってないです。」

本当を言うなら新しい洋服は欲しいでもシルさんには迷惑をかけたくない嫌われるのが怖い………………

「いい?洋服はね、身だしなみなの!年頃の女の子が、遠慮しないの」

それにね――――――――

「貴方とあたしは家族なの、我儘言ったって嫌いにならない、寧ろ喜んでやるわ」

あぁこの人は暖かい私のことを真剣に考えてくれて、少しだけ我儘行っても許してくれるかな?

「シルさん私ね新しい洋服欲しいんだ。今着てる服はもうボロボロで、あの……いいかな新しいの買ってもらっても」

シルさんは私の言葉を聞いてパァっと笑顔になって。

「もちろんよ!さぁそうと決まれば準備よーー!」

と言って、テキパキと準備を始めた。

私の家族は少し変わった吸血鬼さんです。

でもとても暖かくて、私は大好きです。

いかがでしたか?良ければ感想もお願いします!作者は豆腐メンタルですので、悪い点はオブラートに包んで言っていただけると助かります。読んでいただきありがとうございました!

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