不幸な少女
はい!ノリで書きました。なんとなくいいと思ったんですよオネェさん系吸血鬼!ほのぼのとした感じのを書けたらいいと思っています!
私は両親を探して現在森の中をさ迷っている。
もう歩く体力も気力ものこっていない。
私は地面に倒れた。
もう···死ぬのかな···あぁでもいっか、もう楽になりたい。
暖かい、それにいい匂いもする。
ゆっくりと目を開けると、知らない天井が目に入った。
「どこだ…ここ?」
「あら、目覚めたの?」
声の主は、綺麗な銀髪の男の人だ。
「起きれる?ご飯作ったけど、食べる?」
「良いんですか?こんな知らない娘にご飯なんて」
「食べさせようと思って作ったんだから」
男の人がそう言ったので甘えることにした。
食卓には、リゾットとスープが置いてあった。
ゆっくりと口に運んでみた。
「美味しい…です」
「そうでしょ、そうでしょ」
男の人が嬉しそうに、返した。
「あんたここの森じゃ見ない顔だね、この森を1人で歩くのは危険よなのにどうして歩いてたの?」
心配した顔で聞いてくる。
「あの…両親とここで歩いていて、湖で忘れ物したから待っててと言われて…」
「まぁいいわ今日はゆっくりここで休んでいくといいわ」
「ありがとうございますでも私、村に帰らないと行けないので。」
「いいからいいからもう今日は遅いし、こんな遅くに出歩いてたら、モンスターに襲われるわよ」
さすがにそれは嫌だなと思い好意にあまえることにした。
(あの子の両親きっと、あの子を捨てたのね)
あたしは、話を聞く限りそうとしか思えなかった。
何時間も待ってて来ないのなら、モンスターに襲われたか、置いて帰っていった。モンスターはあの子がいる時間を聞く限りまだ出ない時間帯だ。だから、後者が正解とみていいだろう。
寝室に行くと、あの子がすぅすぅと寝息を立てて眠っている。
明日はきっと、両親を探すために外に出ると思う。
あたしは、太陽の昇ってる時間は、苦手だが、困ってる人を見過ごせるほど冷酷な吸血鬼ではない。
(少し明日は頑張りますか。)
あの子が明日食べる朝食の下ごしらえをしながらそう考えた。
いかがでしたか?良ければ感想もお願いします!作者は豆腐メンタルですので、オブラートに包んで、悪い点を言ってください。読んでいただきありがとうございました!