第5話
カリオス以外の人間全員がいきなり魔力行使してきた
「みんな、予定通り皆で上級魔法を使うぞ!」
氷上級魔法<氷海> 海をも凍らす魔法である
本来ならば「何だこの初級魔法にも劣る魔法は、ふざけているのか?10人が全員で
使った魔法がこの程度だと!?ならばこちらは」
初級氷魔法<氷結>が相手の魔法を飲み込み全員を氷漬けにした
かなり抑えたので大丈夫だと思うが
「何だこの威力は?やめろ、来るな!」カリオスは弱った俺を叩こうと思っていたようだ
上級魔法しかも先程のより多少高威力の魔法を一人で放てるようだが俺には気にもならん
「おい!喧嘩をふっかけて来てこの程度か?笑わせるな、殺すぞ!」殺気を放ちながら
そう口にすると「うるさい、黒服のくせに何でこんな馬鹿げた魔法を?」だから言っただろ、お前らは雑魚だと
俺は氷魔法を溶かし踵を返し去り際に一言「相手の力ぐらいわかるようにしとけ」と一言言ってその場を去った
「クソ!なんなんだ、あの化け物は」クラスメイトは口々に文句を垂れていると
教師が一言「問題ありません、たしかに今のあなた達でも、私でも敵いませんが、神からの恩寵を賜れば
必ず勝てます。」そう人間には魔族に対抗するための切り札があるそれが恩寵である。