第3話
寮で一夜を過ごした魔王の学園生活が始まる
澄み渡るような漆黒の制服を見に纏い俺は学園へと向かった
「おかしい。何故俺だけ黒い制服なのだ。」周りには6色の制服がある。しかし黒い制服は見る限りない。「ふむ、まぁ後で聞いてみればよいか。」そのまま教室へ向かった
教室にも黒い制服はいない、すると「おいおい、これはこれは学年ビリでしかも魔族の落ちこぼれ君じゃないか
これからの学園生活は大変だろうね、ちなみに僕は入試2位のカリオス=アーカイブだよ。よろしく、
あははは。」やはりこの黒服は学年で一人だけのようだが俺は馬鹿にされるのは好かん
「お前のような雑魚とよろしくできるか。」クラスが凍りついた。「今なんと言った。公爵家である僕に雑魚だと!?」
「事実だ、お前では裸で逆立ちしても俺には勝てん」というと「命はいらないようだね、いいよ僕と決闘しよう
今日の休み時間にどうかな?」
「いいだろう。」周りからは「あいつ終わったな」「黒服で魔族ってありえない、しかもあのカリオス様と戦おうだなんて」どうもこいつが相当強いらしい 嘘だろこの程度の魔力で?まぁ、取り敢えず戦うことにした
ここで教師が入ってきた 「朝から何をしているのですか?シン君あなたはなるべく我々全員に迷惑をかけない
ようにしてください。あなたは黒服、学園きってのクズなんですから。」