第2話
教室まで転移魔法でいこうと思ったが、周りの奴らがわざわざ歩いて向かっているので俺もそうした。
教室に行くとみんな集中して教科書と睨めっこしていたが、無論俺には必要ないのでのんびりしていると、
ガタン、急に扉が開き教師が入ってきた。
「皆さん、おはようございます。この学園に入学できるのは受験者1万人に対して1201人です。この厳しい
試験に合格できるよう頑張ってください。」といって紙を配り始めた。
試験終了後
「何だあれは?!人間界のことなど何もしらんぞ。魔界と魔法の事は分かったが他は全く分からん。まあ、
今日の午後には全員の順位が発表されるらいしいのでそれまで町で散歩でもするか。」俺は町へ転移した。
町には魔界にはない食べ物ばかりが売っていた。お金は乏しいが入学できれば援助が国からあるので大丈夫
だろう。
「きゃあ!?」突然悲鳴が聞こえ、向かうと魔族の少女が男3人に囲まれていた。俺はその男達に向かい
初級雷魔法<雷撃>を使いその場を去った。その時1人の女が遠くからその姿を見ていた。
午後
「よし、俺の名前はあった!1201番だと!。まぁ、入学できたのならばいいだろう。」そして制服をもらった
俺は案内された寮へむかった。