たい焼き3つ目。ほんのり青春の味。
私自身、中学時代に色々あったおかげでフラッシュバックや過呼吸を起こすこともしばしば。
そんななか受験に合格し華の高校生活を送ろうとしたのも束の間、学校に行けない日がでてきました。
正直自分でも
「あれ?なんでだろ、昨日は普通だったんだけどな」
という感覚だったのですが、
"ダメだ、行けない。" という日がちらほら。
普通に来てる(ましてや、まあまあしゃべる)子が
たまに休んで次の日またケロッと登校してたら
サボっている風に思う人もいますよね。
私の周りにも、もしかしたらいたのかもしれません。
なにより自分が思ってますから。
熱が出ている訳でもなくご飯も普通に食べれるのに
なんで行けないんだろ、完全にサボりじゃん、と。
昔から結構真面目な性格だったので自分を責める事もありましたが
高校生活は思ったより忙しく、
幸いそんな事を考える時間はいつの間にかなくなっていました。
スクールカウンセリングも受けさせてもらい、
「中学の事は時間の問題だ!甘いぞ自分!よおーし!頑張るぞーー!」と
よくいる少女マンガの主人公のように頬を叩きキャピキャピと頑張っておりました。
そして夏休み。怒涛の部活動です。
とてつもなくきつかった。
きつかったけどそれ以上に充実していた。
周りも本当に素敵な仲間揃いだったので。
イケメン先輩もいましたし。ふふふ。
なにより楽しかった!
あの夏を乗り越えることが出来たことを今でも誇りに思います。
あの頃は毎日死に物狂いで取り組んでいましたが。(笑)
特に合宿は本当に辛くて、人生で初めて体力の限界で泣きました。
今となってはいい経験です。
夏休み前のように「あれ?」と感じることもありましたが考えないようにしていました。
それより部活だ!明日もみんなに会うんだ!!
そしてあのイケメン先輩の顔を見るんだ!!!
え、てか宿題やば!まっだまだある!!?
そんな目まぐるしい夏休みが終わり、
さあ学校が始まるぞ!となったその日。
プツンと糸が切れたように私は家から出ることが出来なくなりました。
「あれ?」の日々がやってきたのです。それも毎日。
「ん?私どうして休んでるんだろ」と思っていたのですが
なぜか母は私を無理やり学校に行かせようとはしませんでした。
後になって聞いたところ、
顔つきが違ったそうです。
負のオーラが漂っていたとか…
いや、なんか心霊番組みたいになりましたけど
私まだ一応生きてますからね?!
呪われても取り憑かれてもないですからね?!!
次回!たい焼きちゃん死す!
…じゃないですからね?!!!
そして何日か学校を休んでいた私に心境の変化が起こりました。
「あれ?」が「あ、ダメだ」に変わったのです。
それからというもの
私は外に出ることが出来なくなりました。
すれ違う人達が皆私を嘲笑い、
そして口々に
「うわキモ。」
「ぶっさwwそれで外歩くとかやばw」
と言うようになりました。
全員と目が合い、
そしてまた全員に罵倒されるのです。
もちろん私の勝手な想像です。
被害妄想ですね。
何だかそう言うとあまりいい気はしませんが…。
けど本当に声がするんです!!頭の中で!
家にいてもそれは続きました。
中学時代のフラッシュバックの延長線、
という方が正しいのかもしれません。
あの忌まわしい記憶が離れず、
文字通り頭を抱えました。
本当に抱えるものなんですね… 頭。
そしてついに。"そうだ、病院に行こう。"
となった訳なんです。
そう、京都に行かず。病院へ。
京都には後日遠足で行くことになりますがそれはまた後のお話。
次回、たい焼きちゃんは死にません。
というかまだ一応死にません。予定、ありません。
…今のところ。
ついに病院へ診察を受けに行きます。
通い続けてはや5年…
最初はこうだったなあ、と少し懐かしさを感じながら書くのはなかなか楽しいものですね。