第七十八話~じゃあ、帰ろっか!!~
あれから静香さんは帰って、僕たちは夜ご飯食べたりしてからすぐに寝た。
「いってきまーす。」
僕はそう言って家を出た。
家を出ると、優香、由紀、そして不知火姉妹がいた。
「おはよう、優衣。」
「おはよう唯ちゃん。」
…………たまに思うんだけど、ゆいとゆいじゃ分かりにくい。
他の人にゆい、って言われると、どっちも振り向くときがある。
僕はそんなことを考えながら、皆と一緒に学校に歩いていった。
「やっと終わったー。」
そう言って、唯ちゃんは背伸びをした。
今日は特に何もなかったけど、唯ちゃんは疲れたらしい。
「優衣ちゃん、お兄ちゃんが玄関で待ってるって。」
「うん、分かったよ…………唯ちゃん、咲ちゃん、一緒に帰ろう。」
「おう。」
唯ちゃんは僕にそういってきた。
「姉さん、口調戻ってる。」
「あっ、ごめん。たまに出ちゃうからその時はフォロー宜しくっ!!」
「うん。」
僕がそう言ってから、僕たちは玄関に向かった。
「あっ、優衣ちゃんたちだ。おーい、優衣ちゃーん。」
「葵…………さん…………。」
「ん? どうしたの?」
「いや…………なんでもないです。」
……頬が少し赤いよ。
また茜にやられたのかもしれない。
「じゃあ、帰ろっか!!」
葵さんがそう言ったので、僕たちは家の向かって歩き始めた
更新遅くてすいません。
最近マジで忙しいです…………。