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第五十四話~確か変な夢を見たような…………~
「…………いえ?」
僕は回りを見る。
こことは別の場所にいたような気分だ。
…………確か変な夢を見たような気がする。
内容は思い出せないけど。
「優衣ちゃんおはよぅ…………。」
「おはよう、優香。」
まぁいいや。
とりあえず部屋を出よう。
優香が今にも服を着替え始めそうだ。
「兄さんー。母さんー。」
リビングに来たものの誰もいないので、僕は大声を出した。
…………返事はない。
どこかに出掛けたのかな?
僕が考えながら台所に歩いていくと、机に紙があった。
字が書いてある。
「えーっと…………今日は友達の家にいくから、昼飯は自分達でなにか食っておいてくれ…………兄さんかな?」
メールでも後で送ってくれればいいのに。
…………今日のお昼はどうしようかな?
時間がないので短めです。
それと、前回の話に第五十三話というのを題名に付け足しておきます。