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第四十六話~気持ちよかったぁー。~
「気持ちよかったぁー。」
僕は椅子に座った。
僕の前で兄さんはハンバーグを作っている。
「俺も晩飯つくったら、風呂はいるか。」
「…………兄さん、手伝えることとかある?」
僕は兄さんに訊ねた。
兄さんも早くお風呂に入りたいだろうし。
「…………それじゃあ、これをハンバーグの形にしてくれ。」
「分かったよ。」
僕は兄さんを手伝い始めた。
「よし、あとは焼いたら終わりだな。」
「そうだね。」
「焼くぐらいなら、私がするから勇樹はお風呂入ってきなよ。」
後ろを向くと、タオルで髪を拭いている静香さんがいた。
「……それじゃあ、俺は風呂はいってきます。」
「ゆっくりしてきなさいよ。」
「言われなくてもそうするつもりですよ。」
兄さんが笑うと、静香さんも笑った。
…………二人とも仲良いんだなぁ。
最近忙しくて、なかなか長めの文章をかけないです。