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第四十四話~茜もあんな風になるのかな?~
今回はかなり短いです。
茜たちが来てから、かなり時間がたち、今は一時だ。
「勇樹、美味しかったよ♪」
「ありがとな。」
そう言って、兄さんは葵さんを撫でた。
「ふにぁ~…………。」
それにたいして葵さんは、気持ち良さそうにている。
茜もあんな風になるのかな?
僕は茜を撫でてみる。
「…………優衣さん、どうしたんですか?」
「あっ、ごめん。茜も撫でたら、あんな風になるのかなー、と思って。」
「ならないですよ。」
そう言って茜は少しだけ笑った。
茜はあんな風にならないのかぁ。
いつもは冷静な茜があんな風になれば、面白いのになぁ。
僕は茜をじっと見ていた。
時間の都合上一旦ここで切らせていただきます。