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今日から僕は僕じゃない  作者: 氷瀬 豊
第一章~今日から僕は僕じゃない~
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第十八話~ちょっと取ってくる!~


「ご馳走さまでした…………そういえばお兄ちゃんは?」


朝御飯を食べ終わった優香が聞いてきた。


「兄さんならまだ寝てるよ。昨日は出掛けたから、今日はゆっくりするんだって」


「そうなんだ…………優衣ちゃん今日は何着ていくの?」


「ジャージかな。楽な格好だし…………まだ、女の子ものの服はあんまり着たくないから」


昨日は人の多いところだったから、仕方ないと思ったけど、やっぱりまだ恥ずかしい。

それに今日はどこか行く訳じゃないしね。


「分かった…………ジャージってお兄ちゃんの部屋にあるんじゃないの?」


「…………ちょっと取ってくる!」


僕は兄さんの部屋に向かった。





僕が部屋の前まで行くと兄さんがドアを開けて出てきた。


「おはよう、兄さん」


「おはよう…………なんか用か?」


そう言って兄さんは台所の方向に歩き始めた。


「うん、ジャージを取りに来たんだ…………兄さん、台所に朝御飯あるから」


「おう…………ジャージ見つかったら、一応いいに来てくれよ」


兄さんは台所に入っていった。

僕は兄さんが入ってから、部屋に入った。



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