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笙さんへ


来週、わたしは卒業です。


早かったのか、長かったのかよくわかりません。


振り返るとわたしの高校時代の思い出は、


今も笙さんでいっぱいです。


また相談したいな


また声を聞きたいな


思いきって家にいってみようかな


何度も思いました。


でも、笙さんも頑張ってるんだ。


わたしも頑張ろうって強くなろうって耐えました。


笙さんには、偉そうなこと言ったけど・・・


わたし、綾瀬澪、ってちゃんとひとりの人間になれるのかな?


正直、笙さんがいなくなった今、不安でいっぱいです。


でもこれまでの人生も、これから人生も


絶対に無駄にはしません。


あなたが導いてくれた人生なんだから。


ちゃんとこれからは自分自身で乗りきっていくからね。


だから、笙さんも今の病気と最後まで闘って、乗りきってください。


そして、できるなら…


わたしとのことを覚えていてください。


大切な思い出になって、心のどこかにわたしを置いててください。


わたしもずっと心のなかにあなたを置いたままだから。


二人のあの時のやり取りはお互いの人生に刻まれたまま。


だから消さないでくださいね。


笙さん、あなたはいつまでもわたしにとって大切な存在です。


神様が本当にみんなに平等なら…


きっと笙さんもこれから新しい幸せな未来が待ってるはずです。


わたしはそれをどこかで見守ってます。


これからまた何年が過ぎようが、あなたを忘れないからね。


最後に2人でした指切りの約束。


わたしはずっと待っています。


絶対だよ!


いつか。


思い出を懐かしんで笑いあって話しながら…


一緒に歩けるときがくる日を、わたしは心待ちにしています。





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