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 城下町よりも少し高い丘に建てられた城を抜け、真っすぐ伸びるメインストリートであろう道には人の往来が沢山あり、活気に満ちていた。


「元気でいい街だ」


「だろう。陛下が善政を敷いてくれているおかげだな。まずは服屋に行こう」


 連れられてきたのはメインストリートにある服屋。

 店は通りから中が見えるようにガラスが多く使われ、記憶にある服屋とあまり変わらないイメージだ。

 服屋ではシルビアの言葉に甘え、靴と上下三着程と、持ち運ぶのに必要な背負い袋を買ってもらった。店員はこっちが持っている服と黒髪が気になったのかソワソワしてた。手持ちの服とサンダルを袋に詰めて店を後にする。


「さっきの店員、やたら君の服を気にしていたな。大丈夫か?気分を悪くしていないだろうか」


「ああ、特に気にしてない。服が見たことない生地で気になるのもわかるし、黒髪は珍しいんだろう?ならその気持もわからないでもない」


「そうか。ならいいが。他に行きたいところなどはあるか?」


「そうだな。一通り街を見てみたい気もするけど……鍛冶屋とか?」


 ある程度この街の地理を把握したいが、異世界にはどんな武器があるのかも気になる。最も武術の心得なんて無いけど。


「では、案内しよう。ついでに私の剣も見てもらうことにするか」


 その腰に下げてるバカでかい剣ね。一体何キロあるのやら。それを振り回す力よ……

 鍛冶屋はメインストリートではなく一本外れた通りにあった。

 いかにもって感じはするけど普通の家が周りにあって近所迷惑とかならないのかな。


「おう。とうとう馬鹿力に耐えられなくなって剣が折れたか?」


 中から出てきたのは小柄だけどすごい筋肉質なおっさんだ。あんまり愛想は良くないけど武器を買いに来るような人間にはこれくらいでいいんだろう。


「そんなわけはない、大事に使っている。今日は客人がいるから私はそのついでだ。紹介する。私がお世話になっているロックウッドだ」


「どうも、って言っても武器は使えないんで、どんな武器が置いてあるのか気になったから連れてきてもらいました」


「はっ。変わった野郎だ。おいシルビア、剣こっちによこしな」


「よろしく頼む」


 剣を受け取るなりみるみるうちに険しい顔になっていき、噴火した。


「馬鹿野郎!てめえ何遍言わせんだ!鞘は殴るためのもんじゃねえぞ!剣を!収めるもんだ!歪んじまって収まり悪くなってんじゃねえか!てめえの馬鹿力で何回も使ってちゃすぐ駄目になる。そんなに鞘を武器として使いたいならそれ用で作るからな」


「馬鹿力、馬鹿力と……いやそれはいい。それでは殺傷能力が上がってしまうではないか?切らずに無力化したいときもあるのだ」


「諦めろ。どうせおめえ鞘で殴んだろうから、鞘作るわ。待ってろ」


 刀は鞘を武器として扱うって聞いたことあるけど、あんな幅広のでかい剣じゃそりゃ駄目になるわな。

 視線を陳列されてる武器に向ける。

 片手剣に両手剣。ナイフに槌や盾まである。ナイフは何種類かおいてあって、真っ直ぐなやつだったり抜けないようにするための返しがついてたり。

 残念ながらここにおいてあるもの全部扱える気がしない。小型の盾くらいは持ってもいい気がするけど一合で死ぬだろうな。それなら逃げるために身軽な方が良い。

 それに、今は優秀な剣がいるし争い事とは無縁だから必要ない。


「ロックウッドは、印象は悪いかもしれないが面倒見もよく腕もいい。私はずっとここの剣を使っている。他の店の剣では打ち込んだときに折れてしまったり曲がってしまうのだ」


「そりゃシルビアのば……能力が発揮できるように作ってるんじゃないのか?武器に特別詳しいわけじゃないからわかんないけどさ」


 ロックウッドも迷惑だろ。金が貰えるからって使うたびに折られてちゃ大変だ。最初からシルビアの力に負けない剣を作ったのはロックウッドの慧眼と言える。

 そんな感じでシルビアと話しているとロックウッドが店の奥から出てくる。


「ほら出来たぞ。ついでに刃の手入れもしておいた。ただいくら硬えからって鞘のまま斬り殺すんじゃねえぞ」


「善処するお代はいくらだ」


 善処するってあなた……


「銀貨三枚」


「わかった。今払おう」


「毎度、強く生きろよ坊主」


 強く生きろって言われてもなぁ。


 -------------------


 メインストリートに戻ってくると鐘の音が街に響き渡った。


「なあ、昨日は気絶しててわからなかったのかもしれないけど、これって昼を知らせる鐘だろ?昼以外にも鳴るのか?」


「いや、昼だけだな。基本的に日の出と日没で時間は判断している」


「そっか。じゃあ昼になったし昼飯でも食うか」


「昼飯?君の世界では一日に三食食べる習慣だったのか?」


「そうだなー。基本的に一日三食だった。もちろん皆が皆そうじゃない。節約のためだとか、一日中家で仕事する人とかは一日二食だったりするかもしれない。体を動かす仕事の人は体を作るために必ず三食だったりする」


「む。いいことを聞いたな。体を作るためか。私も一日三食食べることにしよう。今以上に力をつけられるかもしれない」


 シルビアさんや、お前さんはこれ以上力をつけて一体何になろうと言うんだい……

 近くに屋台があったので串焼きを買って町の広場に向かう。


「この肉ってなんの肉なんだ?」


「魔物の肉だ」


「やっぱり魔物いるんだ……遭遇したら死ぬな」


 若干血の味はするけど、スパイスが効いててうまいな。塩気が足りない気がするけど。この世界じゃ塩は嗜好品か?


「魔力強化すれば弱い魔物くらい素手でなんとかなるぞ」


「あのですね、シルビア。その魔力強化も俺は出来ないわけですよ」


 まず魔力の使い方がわからない。馬鹿みたいな魔力なんて言われたけどその実感もないわけだし。


「ふむ。ではラウラのところにでも行って魔力の使い方を教えてもらうか?」


「それはいいが、仕事の邪魔にならないか?」


「大丈夫だろう」


「じゃあお願いしに行くとするか。ちょっとその前に聞きたい、シルビア。この街に貧民街みたいなのはあるか?あるなら連れて行ってほしいんだが」


「多少浮浪者はいるし、協会が孤児院をやっているが貧民街など無い。そのへんは徹底されている」


「そうか。ならまた城に行くとするか」


 薪してる爺さんに断りを入れ、串を捨てて城に戻る。


 -------------------


「ラウラー。彼に魔力の使い方を教えてやってくれないだろうか」


 城の一室で休憩を取っているであろうラウラに遠慮なしに声を掛けている。

 仕事とか大丈夫なの?


「いいわよ。それじゃぁ、まずどうしましょうかね。治癒魔法をかけて魔力を感じるところから始めましょうか?ちょっと手を机においてくれるかしら」


 ラウラさんに言われるがまま机の上に手を乗せる。ラウラさんが手をかざすと若干手の周りが光ってるように見える。

 なんか温かい感じが伝わってくるな。

 魔力強化使えるかな。こう、温かいのを循環させる感じで……


 バン!

 机に手を叩きつける。


「痛ぇ……」


「……馬鹿なのか君は」

「……ちょっとびっくりするからやめてちょうだい。うん、駄目ね。体外に排出する魔力孔が無い感じがするわ。魔法は使えないし魔具も使えないわ。それにしてもこんな状態で今まで生きてきたなんて想像できないわね」


「こっちとしてはさっきの温かい感じが奇妙な感じでしたね。ちなみに魔具ってなんですか?」


「魔具っていうのは、貴方に渡した腕輪とか、魔法を封じた道具のことよ」


「そうなんですか。それにしても魔法使えないのかぁ……せっかくの馬鹿みたいな魔力も宝の持ち腐れだな。魔力量が多いからもしかしたらって期待もあったんですけどね」


 魔法が使えないのは少し悲しいな。特典みたいな感じで魔法でも使えるのかなとも思ったんだけど、現実はそんなに甘くないか。まあ、もしかしたら魔力強化ってやつが使えるのかもしれないだけまだいいか。


「とりあえず、鍛錬場に移動して走る?一応、魔力を感じることは出来たんだし、それを意識しながら走れば魔力強化出来るようになるかもしれないわよ」


「運動とかそんな得意じゃないですけどやれるだけやってみますか」


 そんなわけで鍛錬場に移動する。


 -------------------


「ぜぇ……ぜぇ……駄目だ。全っ然できる……気がしない」


「もうへばったのか。早いな」


「ちょっと体力なさすぎじゃないかしら」


 シルビアはともかくラウラさんまで脳筋に見えてきた。運動なんてもう十何年まともにやってないわ。こっちから見たら馬車を引きながら爆走してるシルビアは異常だし、それについて言ってるラウラさんも異常だ。ちらっと馬車見たけどあれ下回りのフレーム鉄だろ……よくそんなもの引きながらあんなスピードで走れるな。むしろ馬車壊れるんじゃないか?


「君、今馬車が壊れるんじゃないかと思っただろう。大丈夫だ。我が国の馬はもっと速いスピードで走れるし、下回りはライネス製だ。そう簡単に壊れるものじゃない」


「なんだ……ライネスって国は……ドワーフの国か……なんかか?」


「お、どこでそんなことを知ったんだ?その通り、ライネスはドワーフの国だ。鉄鋼技術は他の国の追随を許さないほどだ」


「こっちの世界ではファンタジーって分野の……読み物があるんだ。それにはいろんな種族が出てきて……ドワーフやらエルフなんかがでてくる。現実にはそんな種族いないけどな」


「喋るのは息が整ってからでも構わないぞ?」


「エルフやドワーフでしたらこの世界にいますね」


「そうなのか……是非お目にかかりたいところだ」


「最も、この国にはいませんしエルフは排他的な種族なんで、国からは滅多に出てきません」


 それは残念だな。機会があるなら観光がてらエルフの国もドワーフの国も見てみたいもんだ。

 しかしこの二人、化け物かよ。息一つ切らしてないじゃんか。ぜぇぜぇ言ってるこっちがおかしいみたいじゃないか。


「時間的にどうだ?アンリのところよって帰るか?」


「うーん、そうだな夕暮れまではまだ時間があるだろう」


「そうですか。じゃあ私はせっかくなのでもう少し走ることにします。それではハタエさんまた今度」


「ええ、また今度。じゃあシルビア、アンリのところ行ってくる」


「ああ、私は馬車を小屋に戻したら城門で待っていることにしよう」


 そう言ってシルビアと別れ、アンリのもとに向かう。ついでに食堂よって水でも貰ってくるか。


「お疲れ様です」


 執務室の前にいる衛兵さんに声をかける。


「陛下は中にいらっしゃいます」


「陛下ー、波多江です入ってもよろしいですか?」


「ああ、入ってくれ」


「失礼します。城に用事があったんで、ついでに通行手形貰いに来た」


「用事っていうのは馬車に追いかけられることかな?」


「げ、知ってたのか。趣味が悪いなまったく」


「いやー、馬車を追う人ならともかく、馬車に追いかけられる様は傑作だったよ」


 見世物じゃないっての。

 そんなことを思いながら引き出しから取り出された手形を受け取る。


「明日来るかわからないけどありがたく貰っておく。それじゃあな」


「私としてはもう少し話をしていても構わないんだけど、疲れているんだろう。仕方ない」


「すまんな。また今度にしてくれ」


 執務室を後にする。


 -------------------


「悪い。待たせたな」


 城を出ると日が暮れ始めていて日照石の明かりが僅かに目立つようになっていた。城門で待っているシルビアと合流する。


「問題ない。夕飯はどうするか?家で作っても構わないが、せっかく夕食を共にするのだ。外で酒でも飲むか?」


「そうだな」


「では干草亭に行くとするか」


「なんか馬車小屋についてそうな名前だな」


「それ店主の前で言うんじゃないぞ?料理はまあ……酒はうまいぞ!保証する」


「何だよその一瞬の沈黙は」


「ついてからのお楽しみだ」


 そんな会話をしながら干草亭に向かう。


 干草亭に看板などは無かったが、扉の上に二束の干草交差して飾られていた。


「エールでいいか?」


「ああ、なんでも問題ない」


「エールを頼む。それからチーズとパン。あと香草焼きを頼む」


 カウンター席に座って茶髪の店主っぽい人に注文してる。めちゃめちゃ筋肉質で料理人には見えないな。どっちかていうと冒険者?みたいに見える。


「あいよ。それにしてもシルビア様、隣の男は誰だい」


「ああ彼は」


「どうも。波多江です。この国に来るのは初めてで、今日はシルビアに街を案内して貰ってました。せっかくだから夕食でもってわけでここに来た感じです」


 シルビアがこっちを訝しむような目で見てるが、無視だ無視。


「おう、そうかい兄ちゃん。俺はハッチだ。それであっちで動き回ってるのがマリカ。シルビア様は優しいからな。なんてったて街のみんなが憧れる騎士様だ。今日は楽しんでいってくれ!」


 ハッチはそう言って料理を作り始める。代わりに今度はマリカが近づいてきた。


「あーシルビア様だー。今日も来てくれてありがとー。はい、エールです」


 そうして慌ただしくマリカは去っていった。夕食時なのか店はそれなりに賑わいを見せていて騒がしいくらいだ。


「俺の素性はそんな明かさなくていい。それにしても今日もって、結構来てるのか?」


「そんな頻繁には来てない。昨日はラウラと一緒に来ていたんだ」


「思ったけど、ラウラさんとかなり仲いいんだな」


「そうだな、騎士団や魔法師団で年齢が近いのがラウラっていうのが大きいのだろう。幼少からずっと鍛錬に明け暮れていたから、あまり横の繋がりもない。騎士団に入ってからも基本的には鍛錬だ。そんな私を見かねたのかラウラが声をかけてくれたんだ。最初は鍛錬の方が大事だったのであまり取り合わなかったが、それでも諦めず話しかけ続けてくれていたからな。そんなわけで今はそれなりに仲はいいと思う」


 酒が回ったのか若干口数が多くなってるな。顔も少し赤いし。


「ラウラさんはいい人だな、そこまでして声をかけてくれる人ってなかなかいないんじゃないかと思うぞ」


「お待ちどうさん。パンとチーズ、香草焼きだ。ゆっくりしていってくれ」


 カウンターの上にはそれぞれ料理が並べられていく。黒パンが出てくるかと思っていたが出てきたのは茶色っぽいパンにチーズが乗っているのものだった。

 これならスープがなくても食べられそうだな。それと香草焼き。また魔物の肉だろう。香りは香草のおかげで良いんだが味の方はどうなんだろう。


「いただきます」


 香草焼きから食べる。

 うーん、なんだ?味が無い?肉の味もなんにも感じないぞ。なんだこれ。

 パンとチーズを食べてみる。こっちはちゃんとチーズの味がするな。若干黒パンの酸味も残ってるのか?

 疑問に思ってシルビアの方を見ると、何も言うなと言わんばかりに少し首を振ってる。なるほど。酒はうまいけど料理はあんまりなのかこの店。何とか出来るか?特別料理が得意ってわけじゃないけど……あとはやっぱり塩気が欲しいな。うまいもの食べたいし、ちょっと今度考えよう。

 チーズを一回パンの上からどかして香草焼きを乗せてからチーズを乗せる。

 香草焼きの熱でいい感じにチーズがとろけたな。これで多少マシに食べられるだろう。シルビアの方に目をやると香草焼きはもうなくなってた。食べるの早すぎるだろ。しかもそんな目でこっちを見るな。食べ方に創意工夫をしないお前が悪い。


 お腹も膨れていい感じに酔いが回ったところで店を出る。


「あんな食べ方があるなら食べる前に言ってくれ。ずるいぞ一人だけあんな食べ方をして」


「こっちは料理が美味いかどうかなんて食べるまでわからなかったんだ。何事も工夫次第だ」


「ぐ……今度から真似させてもらおう」


「そうしてくれ」


 夜風を浴びながらシルビアについていく。あたりはすっかり暗くなっていてまばらにある街灯が道を照らしている。しばらくあるくと少し大きめの一軒家が見えてきた。


「さて、ここが今日から君の住まいともなる我が家だ。上がってくれ。それと寝る場所は余ってる部屋を使ってくれ。ベッドは物置から移動する」


「まあ泊まらせてもらう身としてはベッドがあって寝れれば文句はないです」


 一階にはリビングとキッチンがあって、その他に風呂と物置部屋、空き部屋が一つある。二階はあがってないからわからん。


「風呂の説明をしておこう。と言っても、使い方は簡単だ。ハンドルを回せば水が出る。壁の台座に魔石を置けばお湯になる。簡単だろう?使い終わったら魔石は外してくれればそれでいい。私は後で入るから先に入ってくれ。少しベッドを空き部屋に移動してくる」


「助かる」


 そう言ってシルビアは物置部屋にあったベッドを空き部屋に一人で運んでしまった。だから馬鹿力って言われんだよ……


 風呂を浴び終わって割り当てられた部屋に入る。気を利かしてくれたのか、でかい日照石が部屋を光々と照らしている。横には黒い布がおいてあり寝るときはこれで暗くしろというだろう。

 明日、城に行ったら紙とペンもらうか。紙ってあるのかな。羊皮紙か?ペンは羽根ペンになるのか?

そうするとインクも貰わなきゃ駄目か。あー、考えることが多いな。取り急ぎは金、筆記具、飯だな。塩がせめて手に入りやすければなー、飯がなー。でも地理がわからないから塩がどこで生産されてるかもわからないな。

 それにしても、二日目からヒモ生活とは、仕方ないけど嫌になるね。うん。考えても仕方ないな。寝るか。


 こうして異世界二日目、ヒモ生活一日目を終えた。

シルビアの魔力講座


「まず集中して拳に魔力を貯める。そしてこうだ!」


地面が陥没した。

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