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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4ヶ月以上の間、更新されていません。

不殺の暗殺者と呼ばれた男 ~スキル:タコは思っていた以上に高性能でした~

作者:川原 源明
 ブラック企業を退職し、自由を満喫しようとしていた35歳の元サラリーマン・村本海斗(カイト)。気まぐれで訪れた伊豆諸島で、不思議な声に導かれ、彼は異世界《ヴェリディア》へと召喚される。出迎えたのは、少し抜けていて可愛らしいが、れっきとした“新人女神”ラメール。彼女に選ばれたカイトは、“使徒”としてこの世界を生きる道を選ぶ。

 授けられたスキルは、なんと《タコ》。 食材のような名前に一瞬戸惑うも、その能力は超多機能。カモフラージュ、軟体化、再生能力、超音波定位、毒生成に霧の展開まで、多彩な特性を持つ“進化型ユニークスキル”だった。

 異世界での冒険者生活をスタートさせたカイトは、最初の依頼で盗賊団の潜む洞窟に潜入。潜入・救出・戦闘と全てを一人でこなし、悪魔族を討伐。さらに女性たちを救い出し、盗賊をしていた村人たちと被害者の和解を成し遂げる。

 カイトは悪人にも何か事情が存在すること、人を“殺す”ということに強い葛藤を抱いていた。どんなに理由があっても、“手を下す”ことへの抵抗感は拭えずにいた。

 やがて冒険者として活動しはじめたそんな中、王都でのある依頼をきっかけに、物語は大きく動き出す。
 突如現れた異常な強さを持つ魔物たち、揺れる戦況、そして混乱の中で訪れる決断の瞬間——。

 そして、戦いの後、カイトに接触してきたのは、この世界の裏側を動かす“影の組織”だった。
 暗殺、潜入、情報収集。その活動は、表に出ることのない“もう一つの正義”。光の届かぬ場所で、確かにこの世界を支えていた。

 彼らは、カイトに“その一員にならないか”と声をかけたのだった。

 人を殺すことに抵抗を感じたカイトはその場での回答を保留し、ある女性のもとを訪ねる。

 王都の裏通りでBarを営む、一風変わった元医師の女性——クラリス。

「殺さなきゃいいじゃない?」

 そう語る彼女は、カイトの葛藤に寄り添いながら、“殺さずに敵を無力化する”という道を語る。
 変化させる毒、記憶に干渉する薬理、そして——新たな未来を与えるという選択。

 ——不殺という信念を掲げ、晩年は暗殺者として活躍した男の若き頃の物語、今、静かに動き出す。


※35話でストップします。続きは’7~8月頃にアルファポリスにて投稿予定です。
第5話 VS悪魔
2025/05/03 06:00
第6話 赦し
2025/05/03 18:00
第11話 使徒仲間
2025/05/06 06:00
第13話 女性化
2025/05/07 06:47
第17話 休息
2025/05/09 07:05
第19話 窮地
2025/05/09 09:21
第24話 希望
2025/05/09 09:23
第25話 会食?
2025/05/09 09:24
第26話 暗闘前夜
2025/05/09 09:24
第28話 排除依頼
2025/05/09 09:25
第32話 暗殺実行
2025/05/09 09:27
第33話 事後処理
2025/05/09 09:27
第34話 火種の影
2025/05/09 09:28
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