自由
自由にあこがれを持っていて
それでいて不自由の鎖の中にいて
がんじがらめの人間関係の渦中に飲み込まれ
友人はいなく
信頼されているなんて経験をされた事もなく
ただその辺に売っているカボチャのように
野菜程度に比べられる人間
行き場の無い俺は
祖父からどうしようもない奴だなとレッテルを貼られて
そのレッテルを剥がす努力をしようともせず
男らしさの片鱗も見せず
日本人なのに大和魂のカケラも持ち合わせていない
男であるのに女々しい奴めと怒鳴られた時
俺の中で何かが弾けた