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精霊姫の時の旅路  作者: Amasya
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次の街へ

私は次の街に行くのについでに護衛の依頼を受けた。次へ行く街は王都アリステレ、馬車で5日ぐらいの旅だ。

馬車が止まっている。

「どうも商人のマルクです。護衛依頼の方ですか?」

「初めまして。私はアリア、Cランク冒険者です」

「お若いのにもうCランクですか王都までの道のりですが護衛のほうよろしくお願いします」

「こちらこそ」

馬車に揺られ今に至る。空は快晴、いい旅日和だ。

「マルクさんは王都に何用で行かれるんですか?」

「王都ではまもなく第一王女の誕生日でね。誕生祝いとして祭りが開催されるんだ」

なるほどお祭りか

「てっきりアリアさんもそれでいくのかと思いましたが」

「ううん。私は旅の途中で寄るだけだったんだけどちょうどいいから見に行こうかな」

そんな談笑の中、レーダーに魔物が

「マリクさんたぶん魔物、真っ直ぐこっちに向かってくる」

なんだって

私が対処するから馬車で待っていて

反応のするほうへ向かう。向かってきたのはワイルドボア、突破力の高い魔物だ

私はまず足元を崩す。

「グランドブレイク」

地面にひび割れが走る

「エアスラッシュ」

風の斬撃は急所をとらえワイルドボアは絶命した。

「マルクさん終わりました」

「ワイルドボアですがさすがCランク冒険者手早いですね」

「せっかくですから今日の晩御飯にしましょうか」



夜、野営の為に火を起こし準備をする。今日はワイルドボアの煮込みシチューだ。良いにおいがする。

「できましたよ」

「旅でこんな豪勢な食事にありつけるのはありがたいことです」

「ぜひ次もあるときはお願いします」

「あはは・・・ありがとうございます」

「火は私がみます。マルクさんはゆっくり休んでください」

「ありがとう、そうさせてもらうよ」


「・・・・・・」

私はふと思う。この体になってから疲れを感じなくなった。今回の旅は夜の見張りで眠くなるのを覚悟していたが眠気も起きない不思議だ。

私はどこへ行くのだろうか。おいしいものはあるのだろうか。最近は毎日が楽しくて仕方がない。次はどこへ行こか、私は地図を取り出して思いを馳せる。


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