オーク退治
次の日、私はギルドに来ていた。
「ようこそアリア様、本日はどのようなご用件でしょうか?」
「Cランクの依頼を受けたいのだけど」
「今ですとオーク討伐の依頼があります」
「じゃあそれで」
悪意は感じないけどギルドの視線が痛い。
早めに出よう。
東のはずれの森に来た。
討伐目標はオーク、ここ最近商人が襲われたらしい。
探すこと1時間
いた。オークだ
先制攻撃を仕掛ける。「エアスラッシュ」
一発で首を落としきれなかった。以外に皮膚が厚い
エアスラッシュで切り裂いた傷に剣の刃を重ねる。
ブシューーーーーー
首を切り裂いた。
昼は切り分けてオーク肉を焼いてみた。いい匂いだ食欲がそそる。
ゴレタ商会で買った胡椒をかける。いい感じに焼けてきた。
「うん。おいしい」
すると森から緑の光が現れる。
『姫様だー』。『姫様お肉焼いてる』。『おいしそう』
「みんなも食べる?」
『食べるー』
「どうぞ。ところでこの森にオークっている?」
『いるよたくさん』。『集落を作ってる』
なんとオークが繁殖しているらしい。
さて午後からも頑張ろう。
戦いは夕方まで続き50匹ほどいた集落を壊滅させた。
「お疲れ様です。アリア様」
「今日のオークの魔石」
「こんなにたくさん。どこまで行かれてたんですか?」
「東の森に入ったところにオークの集落があってね壊滅させてきた」
「そうでしたか。ありがとうございます」
「こちら魔石の買取金額になります」
金貨5枚が出される。
「ありがとう」
「マスターいる?」
「いるぞ」
宿屋の隣で店を構えてるマスターだ
ちょっと渋いおじさまだ。
「オーク肉を料理してほしいんだけど」
「おう、こりゃあまた上質な肉と来たもんだ、まってな」
店にいい匂いが立ち込める。
時間が待ち遠しい。
「待たせたな。オーク肉のステーキ添えだ」
ジュージューと肉の音が引き立つ。
ナイフで切り分けて口へ運ぶ
「おいしい」
「だろう?」