商業の街 ミケ
目が覚めた。今日はいよいよミケの街に着く。
ゴレダさんに聞く限り商業が栄えてる街らしい。おいしいものとかあるのだろうか。
入り口の検問を終えて街に入ると一緒にいた傭兵さんから声がかかった
「嬢ちゃん冒険者登録はしといたほうがいいぞ。町の出入りがしやすくなる」
それもそうだ。「うんわかった」
「アリアさん、ゴレダ商会の地図と紹介状です。あとでぜひ訪ねてください」
「わかったよ」
みんなと別れ、冒険者ギルドへ向かった。
建物はすぐわかったかなり大きい3階建てだ。
中に入ると妙な視線を感じたが無視して進む。
「冒険者ギルドに登録したいのだけど」
「わかりました。名前とご職業をお書きください」
名前はアリア。職業は剣も魔法も使えるからどうしよう魔法剣士で
「アリア様ですね。職業は魔法剣士・・・お間違いはないですか?」
「大丈夫」
「それでは適正テストを行います。魔法か剣の使用が可能な方は集まってください」
あれなんか大事になってきたぞ。
「この前自称魔法剣士もあのざまじゃね」あざ笑う声が聞こえてくる。
集団リンチでもしたのだろうか
「それでは模擬戦開始したいと思います」
「ちょっと受付のお姉さんおかしくないですか?なんで全員と戦うんですか?」
「ここのルールではそうなっておりますので」
話を聞くつもりはないらしい
「どちらかが降参もしくは場外の場合を負けとします。それでは試合開始」
「「「うぉおおおおお」」」
全部で20人。戦士が10、魔法使いが10のようだ。
切りかかってくる連中を死なない程度に蹴り飛ばす。
「強いぞ、魔法構えろ」
私は目くらましに剣を床に叩きつける
ドゴンと音とともに足元が揺れる。魔法使いは錯乱状態、エアショットで場外に飛ばしていく。
「さて、残るはあなただけね」
この戦いの中一度も攻撃してこなかった男にいう。
「あなたを落としてそれでおわり・・・」
「ギルマスよぅ早く来てくれ・・・」
ガタッ扉が開く。
「何をルール無視の模擬戦をやっとる今すぐやめんか」
「助かった・・・」男がへたり込む。
「悪かったな嬢ちゃん。わしは冒険者ギルドマスターのガルドだ」
「私はアリア。それで?」
「ルール無視の模擬戦に巻き込んでしまって申し訳なかった」
「手を抜いてくれたこと礼を言う」
気分の問題だしね。
「結果だが問題ないのでFからスタートするのだが模擬戦で力を見せすぎた、上限があるのでここまでなのだがランクをCとしたい」
「Cランクになると迷宮許可が可能になるが使命依頼がされることがある気を付けてほしい」
「断ったら?」
「相手は貴族が多い、あまり面倒ごとをおこさんでくれよ」
「わかった。めんどくさいね」