寧々の心の内
はぁルナ様に嘘を言ってしまったな
私が海や川が嫌いな理由はあの戦争が関わっている
我が妖狐に転生する前の話
時は米軍の空襲が激しくなった時のこと
その時は帝都立第一女学園に我は通っていた
その時の我の家は日本の政治の中枢まで潜り込んでいた、いわば政治家1家だった
我は学校の友達と川辺で遊んでいた
「望!」
「何?愛梨」
「うわ!」
「へへ〜引っかかった」
「やったなぁ〜」
その時
ウゥーーーーーー
「空襲警報だ逃げろ!」
と近くにいた大人に言われた
すぐにB-29が飛んできて
ドーン
「あ、愛梨ちゃん」
その焼夷弾に愛梨ちゃんは当たってしまい即死してしまった
近くにいた大人に担がれ防空壕にまで連れていかれた
その時私の中にあった何かが切れた
「許さない.......」
「お、おい君!」
「まだ出たらダメだよ!」
「許さない.......」
既に理性を失っていた私はもう誰にも止められない
(力が欲しいか)
「誰だ!」
(我は伏見稲荷の神だ)
「稲荷神様か?」
(そう君に力を貸そう、憎いんだろ?あの米軍が)
「いいのか?」
(その代わり君は人間じゃ無くなる、それでも良いのか?)
「友の仇を打つためにはなんだってする!」
(いい覚悟だ力をかそう.......)
すると体が光人間の姿じゃ無くなった
「これが我の力これがあれば.......」
すると体が浮き始め
B-29の前にいつの間にか立っていた
その頃の米軍の様子はと言うと
「なんだあれば」
「話に聞いたことはありますジャップには妖狐と言う妖怪がいると」
「あれがそうか?」
「あの妖狐は怒りと憎しみに染まっています」
「なんでだ?」
「おそらくさっきの爆撃で仲間を無くしたのでしょうそれで理性を無くしているんだと.......」
「我の友の仇!食らうがいい氷菓繚乱!」
すると飛行機は凍って墜落した
しかしそこで我の記憶が無くなった




