第55話 編入試験①
はぁ憂鬱だな、なんで休日に試験受けなんといかんと?
「お兄ぃさっきからため息ばかり吐いてるじゃん」
「だってテストだよ?しかも休日に」
「それは仕方ないじゃん」
「はぁ・・・・」
「それにしてもさ最近欧州の辺りがきな臭くなってない?」
「確かに、でも今はそれどころじゃない」
そう話してるうちに舞姫に着き受付に行った
「あの編入試験を受けに来たんですが」
『お待ちしておりました佐藤様ですね』
「はい」
そうすると生徒らしき人がこちらに来た
「皆さん初めまして、エルフィアナ・フォン・クロードです、今回は貴方方の案内をさせていただきます」
「もしかしてお父さんが言ってた人?」
「佐藤元総理のご子息さんでしたか、私はクロード大公爵の娘です、ぜひお見知り置きを」
そう言われ案内が始まった
「お2人に残念なお知らせです、修学旅行ですが欧州旅行が中止となりアメリカに変更されました」
舞姫は修学旅行は1年生で行くことになってる
「なんでですか?」
「欧州で戦争が始まったからです、原因はとある悪魔が関わっています」
「そういえば父さんもボソッて言ってたな」
「さ、それより試験です」
そうして編入試験が始まったのであった




