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第54話 性転換後の初登校（転校前の）
今俺は学校にいる、何故かと言うと転校の挨拶と報告をしに行ったのである。
「ねぇ大樹君舞姫行って大丈夫なの？」
グッ
1番避けていた質問が飛んできやがったくそこうなったら正直に話すしかねぇな
「た、多分問題ないと思う」
焦ってあやふやに言ってしまったな、ま、いっか
「まぁ頑張ってね」
「あ、ありがとう」
俺が舞姫に行くということは夏樹も舞姫に転校することになる、夏樹の場合は俺のサポートといったところか
俺全然勉強出来ねぇしな
俺が舞姫に行けるのは父さんの伝手のおかげ出しな
『アリスさんに質問は大丈夫？』
「うーん多分、まぁ近くだし会えるからね」
と俺が1番仲が良かった男子がそう言ってくれた
「大樹！性別は変わったけどまた遊ぼうな！」
「う、うん！約束ね！」
「おう！」
流石野球部のノリの良さだ
こうして俺は家に帰ったのであった
