第52話 改名そして転校?
俺たちは公爵令嬢の秘密を知り唖然としていた、しかも発症者ということも
「ところで大樹」
「どうしたの父さん?」
「その姿で大樹というのはな違和感があってな」
「確かにそうよね」
うん俺もそう思っていたこの容姿でおとこの名前だったら違和感がありまくる
「大樹の名前改名するぞ」
「そうよね」
「私はお兄ぃの容姿で言ったら北欧系の名前がいいかも」
「確かにな金髪だしねぇ」
「そうだ!」
「どうしたの貴方」
「アリスとかどうだ?日本人にもいるし違和感はないと思う」
「確かにこれにしましょう」
「大樹お前は今日から佐藤アリスだ」
「え、あ、うん」
俺が考えているうちに名前が決まってしまっていた、それはいいとして学校はどうしよう
「ねぇ学校はどうするの?」
「そうだな舞姫あたりにするか?」
「そうねぇ発症者の先輩もいることだしね」
「え、ちょっと待ってあそこ県内1位の高校だよ、全国でも偏差値は高めだし俺には無理だよ」
そう俺は勉強が大の苦手だ、赤点ギリギリの成績をいつも披露している、今の高校もスポーツ推薦で温情で受かったぐらいだしね
「大丈夫だ、俺の権限を使って通させる」
「職権乱用じゃないそれ!」
「大丈夫、俺はあそこの卒業生だし校長とは飲み仲間だ」
「全然大丈夫じゃないし」
「まぁいいだろう」
そうして舞姫への転入が決まった




