第2話 尋問という名の情報収集
朝から僕の絶叫が響き渡った
「な、何で僕が女の子に」
もしかして昨日あんな事思ったから?うーん違うきがする、母さんになんて言おう信じてくれるかな?まぁあの人だし
因みに僕の母は蔵馬千歌と言います、旧姓は佐々木千歌です。まぁ一言で表すと能天気な人
お茶とお醤油を間違うぐらいだし
すると階段を登る足音がしてきた。
「ましろ〜どうしたの?」
ガチャ
「ちょ、母さん勝手に開けないで!」
「あら〜貴方ましろよね?」
「うんそうだよ」
「じゃあ誕生日は?」
「5月6日」
「通ってる学園は?」
「舞姫高校」
「好きな食べ物は?」
「唐揚げ」
「じゃあ好きな人は?」
「陽菜ちゃん……って何を言わせるのさ」
「あら〜陽菜さんが好きなのね」
因みに陽菜さんとは僕のもう1人の幼馴染だ。
まぁ父親が外国人だけどね
アメリカ人と日本人のハーフってところ
陽菜=ホワイトがその子の本名
保育園から家族ぐるみでの付き合いでお互いの家族は仲がいい
「ましろ学校には言った?」
「まだだよ」
「じゃあ明日は学校休んで病院に行きましょ」
「分かった」
「その前に行くところあるでしょ?」
「陽菜さんの家行って来なさい私がホワイト家に連絡しとくわよ」
「じゃあ行って来るよ」