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死神 パラドックス  作者: 萌月 怜
第1話「どう見てもヤンキーですけど!!!!」
12/18

12。「見た目で判断しちゃひどい目にあうんだよっ!」


「なに???可愛いだと??あれがーーーー」

「あーあれじゃなかなか信じれないかもね。でも昔、先輩は超可愛かったよ。」

「うそーーーーーーーー」

「うそーーーーーーーー」

「・・姿だけだがね。」

(ギャップ多すぎる!っていうか姿だけはって性格は子供のごろにもああいう性格だったのかよ。)


「その時、僕も惚れててたよ。」

「なに???っていうか僕もーーーってなんだよ。

 あれに惚れた人ほかにもいるっていうわけ???」

それより重要なものがあるのだ隼人少年!!!


「くっ、あれは僕らの黒歴史だっ・・」


「うるせー滝沢っ!!!!」

「あっ、聞かれたかぁー!ごめんなさいせんぱーーい。」


3人はまた二人の無様な姿を見た。

「清二テメーぶっ殺す!まじぶっ殺してやるからな!!!」

「ふーん~?それお兄さんに対する言葉じゃないでしょう???

 仕付けが必要だよね~仕付けはお兄さんの役割!!」


「うわぁあっぁーま、、待って清二!待って待ってて!!腕、腕折れたって!!」

「うーそ・・」

「ちっ」

「はあーーー、あの時はそんなに可愛かったのにねーー」

「そういうのはお前だけだっ!!」


隼人はあの二人を知っている滝沢に問いかけてみた。

「なあ、滝沢。あの人、鷹司様?って言ったんだよな。いったい何者か?」

「うむ・・あのバ・・あの人は死神最強と呼ばれた男!!」

「うむ、、最強・・ええっ?なにッ?なーーんだと???最強の死神??あれが???」

(桜井さんが言った通りだ。甘い顔の優男!!あれが最強の男だと?

 全然そうには見えないんだ。それよりただの弟バカだあの人は!!)


滝沢はため息をした。っていうか滝沢君!あれ機密事項じゃないかーー


「はあ・・そうだよ。残念ながらあのバカ・・あの人が死神最強のお・と・こ!」

「信じられねーーっていうかお前今バカと言ったよな。」

「いーやいや。いつー?誰がーー???」


(そうだ。どうみてもあれはただのバカだろ?天然だろーー)

「やっぱ信じられないよ。」

「そうだよね。なかなか信じられないかもね。

 でも見た目で判断するのは止めた方がいいよ。

 鷹司家・・特に清二様を甘く見るな。想像以上の恐ろしい方だ。」

「なに?恐ろしい・・か・・」

隼人は鷹司清二をじっとみた。

(そうだな。あの乱暴な恭弥っていうやつを平気に制圧してる。)


「そうだよ。佐崎君!僕があった時にもあんなきれいな笑顔してて

 人を何気なく一瞬で殺した。僕はあの人から逃げたんだから、、

 すごく怖かった。あの目は絶対に忘れられないよ。」

桜井学はその時清二に怯えていた。

「そうですよね。あの物騒の恭弥っていう人があの人に手も足も出なくて子ども扱いされてる。」

「だろ?」

「しかし人の前であんなことされちゃ、めっちゃ恥ずかしいんだよねー」

「桜井さんの言うとおりですね。やっぱあんな恰好じゃ恥ずかしくなるよな。」

「まあまあ、気にしなくていいよ。いつものことさ!すぐ慣れる。」


(なに?あいつらーーーー)

「俺様をなめやがって。ぶっ殺してやるわ!!!!!!くあぁぁぁぁぁーーーっ 」

「おぉぉーー出た。霊圧!!」

「へえ?霊圧知ってる?」

「もちろんだ。ブリッチを観るとよく出るんだよ。」

「ブリーチ?」

「いやいや、ブリッチだよブリッチ!!!」

「何んだあのブリッチっていうのは。」

「あ、人気の映画だよ。」

「映画か・・」

「はあぁーーーまじこれを生で見れるとはなぁーーー」


「ふーんー?お前は大丈夫か?」

「ん?何が?」

「あれ見ろよ。」

滝沢が指示していた。

「ううっ・・」

うめき声が聞こえた。桜井学だったのだ。

「ああぁっ」

「あっ、桜井さん大丈夫ですかーー」

「普通、死神の霊圧に霊や並みの人間は体が耐えれないんだけどね・・お前は・・」

(なんだ。桜井さんの霊魂が薄くなっている。今すぐにでも消えそうな・・)

「滝沢!桜井さんどうすればいいんだ。早く何とかやってくれ。」

「ツッ、面倒ーー」


滝沢は桜井の周りの地面に短刀投げた。

「防具の結界!1段階解除!」

「あれ?なにこれ・・」

瞬間隼人と桜井はある光にかばわれてた。

そのおかげか桜井学も気切していたが楽になったようだ。

(桜井さんはもう落ち着いたようだ。滝沢は・・こいつも凄いなー)


「あぁっ、あの人ーー清二さんの状態が可笑しい!!」

「なに?」

「なんか黒いオーラが出てるような、、」

「っ、まずいなー」

つられて滝沢も緊張してるのだ。

鷹司清二を見た。

何かの力を抑えているようだ。

「クッ、、っ・・」

彼の特有の余裕はもうない。

耐えられないか掴んでいた恭弥を激しく振り切って倒した。

「うわっ」

恭弥は早く立ちあがって清二のほうへ向かった。

「清二!!」

「近寄るなっ!!!!」


(あの人、目が…目が黒い・・・)




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