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夜空に瞬く星に向かって  作者: 松由実行
第一章 危険に見合った報酬
37/264

37. ベレエヘメミナ突入


■ 1.37.1 

 

 

 これはあとから聞いた話だ。

 ベレエヘメミナは、構造崩壊対策として内部に重力シールドを持っているとのことだった。

 つまり、直径70万km、一周200万kmもの超巨大環状宇宙ステーションが下手に崩壊すれば、ベレエヘンム周辺宙域はもちろんのこと、ハフォン太陽系全体に影響を及ぼす大災害になりかねない。

 何らかの理由でベレエヘメミナが破断し、「ほつれ」てしまったら、幅20km、長さ200万kmの超巨大な「紐」が宇宙空間を漂い始めることになる。

 惑星ベレエヘンムの引力と、その衛星軌道上で回転する遠心力との間で絶妙なバランスを取って構造を維持しているその長大な「紐」は、破断部分が解れてバランスが崩れる事により、遠心力によって一気に伸ばされ、撓み、完全に制御を失ってこのスヤ・ハファハ太陽系内に解き放たれる。

 惑星の直径よりも遥かに長いこの紐は、太陽系内空間を漂った末にベレエヘンム周辺を回る居住衛星達に叩き付けられたり、どこかの惑星の引力に引き寄せられて「巻き付いたり」することになる。

 なにせ地球ー月間の五倍もある長さの紐なのだ。居住惑星に絡めば大惨事になることは目に見えている。

 

 そのため、構造崩壊、すなわち巨大な帯であるベレエヘメミナが千切れたり、円環が歪んだりする様な事が絶対に起こらない様に、何重にも対策を立ててあるとのことだった。

 その内の一つが、構造体外部からのインパクトを受け止める内部重力シールドだ。

 ベレエヘメミナ構造体の外部から異物が高速で突入、運悪くシールドを展開していないタイミングで構造体に直接衝突した場合を想定し、その異物によってベレエヘメミナが貫通されたり破断されたりすることを防ぐために、異物突入を感知し、瞬時に展開した重力シールドで異物を受け止める機構なのだそうだ。

 

 駆逐艦霧谷はこの重力シールドで止められた。

 120km/secの猛スピードをほぼ一瞬で止められたので、そのGはすさまじいものになった筈だが、この衝突衝撃自体は慣性制御でほぼ中和された。

 問題はベレエヘメミナと物理的に接触した船殻と船体構造の方だった。

 もちろんシールドで護られてはいるが、2万トン以上の質量のインパクトを支えきれるほどではない。

 船殻はほぼ粉砕され、船体構造もねじれたり潰れたりして原形を止めていない。

 艦橋や弾薬庫、ジェネレータやパワーコアといったものが格納されているいわゆるバイタルパートを護るための内殻は、インパクトの瞬間ベレエヘメミナの内部重力シールドと類似のシールドで包まれたためかろうじて生き残った。

 ブラソンと陸戦隊が乗り込んでいる突入ポッドも、弾薬庫扱いのエリアに格納されているので無事だった。

 無事だった、とは言うものの被害はあった。艦橋は半ば潰れ、突入ポッドのランチャーも使用不能なほどにねじ曲がっていた。

 俺たちを護ってくれたシールドを発生していたジェネレータとパワーコアも、バイタルパートを護りきった後、あちこちが破断して最終的に動作を停止していた。

 衝突と同時に安全装置が掛かる安全機構(セーフティロック)を持っていたミサイルマガジンに格納されていたミサイルが爆発しなかったのは、まさにその安全機構に感謝と云ったところだった。

 

 艦橋内は、潰れた瞬間に色々なものの破片が飛び回ったらしく、何一つ無事な形を保っているものはなかった。

 俺とミリは陸戦隊と共に突入するつもりで、船外活動服代わりにHASを着ていたので生きていたが、スーツを着ていなければ身体を切り刻まれて確実に命を落としていただろう。

 艦橋の中は、非常灯を含めてすべての灯火類が消えてしまっているが、非常用の発光塗料が光っていて、おぼろにものの形はわかる。

 勿論、着用しているHASのセンサー類を起動すれば、何の問題も無く辺りの状況を確認する事が出来る。

 俺のすぐ後ろ、砲術士席に座っているミリに声をかける。

 

「ミリ、生きているか?」

 

 艦のネットワークは完全に死んでいる。会話はHASの通信機能を使ったものだ。

 

「ええ。不思議なことに生きている。」

 

 ミリが身動ぎし、動いたHASが何かの構造材にぶつかる固い音が、歪んだ艦体構造の立てる軋み音や、何かのガスが漏れる耳障りな摩擦音に混ざって、外部音声マイクから聞こえてきた。

 

「立てるか?」

 

「今試してみる。」

 

 ミリのHASを固定していたロックが外れ、あちこちに身体をぶつけて少しよろけながらもミリが立ち上がる。

 俺の方もシートのロックを外したが、台座のねじ曲がったシートとコンソールの間に挟まれていて身動きが取れない。

 HASの大パワーに任せて歪んだコンソールを蹴り飛ばすと、コンソールの構造体が根こそぎ床からもぎ取れて前方に吹き飛んでいき、そして身体が自由に動かせる様になった。

 

「どこか問題はないか?」

 

「無いわ。多分。」

 

「ブラソン達と合流しよう。突入だ。」

 

 ブラソンと話をしようと思ったが、死んだ艦内ネットワークは全く役に立たない。直接行って無事を確認するしか無いだろう。

 

 ねじくれてあちこちから飛び出し突き出した構造材を避けて艦橋の後部に移動する。

 艦橋を出ようとするが、艦橋入口ハッチの歪んだドアが開かない。

 思い切り蹴り飛ばすと、ドアは半分に折れ曲がって吹っ飛んだ。

 艦橋の外の通路も、パイプや構造材がねじ曲がり破断し飛び出して、まともに歩ける状態ではなかった。

 揺れるヘッドライトの明かりの中に浮かび上がるのは、通路のあちこちから突き出す配管やねじ曲がった構造材だ。

 あるものはねじ切り、あるものは乗り越えて艦尾の方向に移動する。

 

 ブラソン達の乗っている突入ポッドは、ミサイルランチャーを取り払って射出機が取り付けてある。

 だからポッドとその射出機は武器弾薬扱いとなっており、バイタルパートの中でも特に厳重に区切られたエリアとなっている。

 もっとも、同じ区画の中に本当のミサイルも格納されており、今もそれと一緒に押し込められているポッドの中の陸戦隊は、生きた心地がしないだろう。

 ミサイル格納庫へ通じるドアも手動だが、艦橋のものよりも遥かに堅牢な作りになっている。そしてこの扉も歪んで開かなくなっていた。

 HASのパワーをもってしても動かないドアと格闘していると、僅かな隙間からドアの向こうの音が漏れてきた。ドアの向こうに誰か居るようだった。

 

「おい、大丈夫か?誰かそこに居るか?」

 

 通信ではなく、外部音声で話しかける。驚いた事に、艦内にはまだ空気が残っている。

 

「そっちは大丈夫なのか?」

 

 はっきりとした声が返ってきた。

 

「こっちは二人とも大丈夫だ。そっちは?」

 

「ドアの前からどけ。吹き飛ばす。」

 

 二人とも慌ててドアの前から移動し、物陰に隠れる。通路周辺も酷く壊れているので、隠れる場所には困らない。

 破壊音がして、ドアが吹き飛ぶ。

 顔を覗けると、ドアがあった場所の向こうでアサルトライフルをこちらに向けて構えているHASがいた。

 

「まったく、てめえはなんてェ運転してくれやがんだ。死ぬかと思ったぞ。」

 

 ビルハヤートではなく、彼の部下の兵士だった。何かの蒸気でわずかに滲むヘッドライトの明かりが眩しい。

 兵士のHASにタグが付く。ファデッラ上等兵。ビルハヤートの副官の一人らしい。

 

「誰か怪我をした奴はいるか?」

 

「陸戦隊舐めんなよ。あの程度の衝撃、軌道降下に比べりゃ屁でもねえ。」

 

 軌道降下の経験はないので実際どれほどのものかは知らないが、120km/secの速度で軌道ステーションに突撃するよりはマシじゃないかと思う。

 

「ブラソンは無事か?」

 

「俺たちが無事なんだぞ。ピンピンしてらあ。」

 

 ファデッラと会話している内に、彼の後ろからゾロゾロと何機ものHASがやってきた。

 

「おう、運転手。ど下手クソめが。ぶつかったじゃねえか。」

 

 減らず口を叩いているのはビルハヤートだ。

 勿論連中も艦外モニタを見ていただろうし、船の戦術マップにアクセス出来た筈なので、戦艦の艦砲射撃で蒸発させられる寸前だった事はよく知っている筈だ。

 

「歩いて行けるように玄関先に着けてやったんだ。ビークルだってここまでのサービスはしてくれねえぞ。」

 

 ビルハヤートの憎まれ口に俺も似た様な調子で返す。

 

「ビークルは家ン中に飛び込んできたりしねえよ。なにが玄関先だ。目標地点までまだ250kmあるじゃねえか。どんな大豪邸だよ。俺たちに歩けってか?」

 

「親睦を深めるためにちょいとピクニックだ。付き合えよ。」

 

「おめえと親睦深めてもクソの役にも立たねえよ。おい、トゥライフ、バックパックAとライフル二人分持って来い。」

 

 兵士が一人、HASの背中に取り付けるバックパックと、連中が持っているのと同じアサルトライフルを二組持ってきた。

 

「付けてやれ。」

 

「後ろを向いてくれ。バックパックを付ける。」

 

 兵士に言われたとおり、背を向ける。バチン、と金具の音がしてバックパックが背中に固定される。そしてアサルトライフルを手渡される。ミリも同じだ。

 見れば、他の兵士達は俺達が付けたバックパックよりも二回りも大きなバックパックを背中に付けている。

 

「お前等のバックパックの中には、予備のブレットタブが三本とハンドグレネード六発、その他色々とレーションが六食入ってる。その他色々についてはおいおい誰かに聞け。ライフルは常に弾種徹甲最大、速度最大にしておけ。弾種徹甲最大で一タブ三百発撃てる。残弾に注意しろ。」

 

 ビルハヤートがそこまで言ったところで、ビルハヤートの向こうにブラソンのタブが付いた装甲服が歩いてくるのが見えた。

 

「諒解した。ブラソン、大丈夫か?」

 

 ブラソンは狭い通路を兵士達をかき分けながらやってきた。

 

「信じられねえよ。他人の船とは言え船乗りが船で突撃食らわすとは。まあ、生きてるのはお前のおかげだ。」

 

 これだけ減らず口が叩けるのなら、どこにも怪我はないのだろう。

 

「さて、お出迎えがくる前に移動するぞ。ダゴナック隊、ダミラルカ隊、先に出ろ。状況確認と橋頭堡の確保。あとの奴はこいつ等の周りで俺と一緒だ。」

 

 ビルハヤートが指示を出すと、六人の兵士が内殻のハッチを銃で吹き飛ばし、外に出ていった。

 内殻の中にはまだかなりの空気が残っていたらしい。辺りが一瞬霧に包まれ、霧もハッチから勢いよく吸い出されていった。

 

「よし、行くぞ。付いて来い。」

 

 そう言うと、ビルハヤートもハッチを抜けて外に出ていった。ミリがビルハヤートのあとに続き、それに続いて俺も外に出た。

 

 船の周りは、一言で言って酷い状態だった。

 衝突時の熱でベレエヘメミナ側も駆逐艦霧谷の本体も半ば融け、ぐちゃぐちゃにねじ曲がった構造材があちこちに突き出していた。

 色々なところからガスが噴出し、白い雲となって拡散している。

 舳先の方はまだ熱で真っ赤になっており、所々オレンジ色に光る融けて冷えた金属の固まりが溜まっていた。

 

 衝突の衝撃とメタルジェットの噴出によると思われる、半ば熔けた表面のクレーターに降り立つ。

 上を見上げれば赤茶色く巨大なベレエヘンムがこちらを眺め下ろしており、そしてその手前、クレーターの上空をまるで獰猛な海洋生物のように何十隻もの戦艦が漂い俺達の様子を伺っている。

 余りに危険で妖しく、そして心を吸い取られる程美しいその光景に、一瞬我を忘れて見入った。

 ヘルメットにガツンと衝撃。

 

「なにやってんだ。行くぞ。」

 

 ブラソンが俺の横を通り過ぎていった。

 ベレエヘメミナの外壁が大きくめくれあがって遮蔽物となっている陰に全員が隠れる。

 

 クレーターの斜面の途中では、先に飛び出していった六人が、アサルトライフルからレーザーを撃ち出してただのガラクタの壁になってしまったベレエヘメミナの構造材を切り取っている。じきに穴があいたらしく、六人の姿が消えた。

 

「突入口確保。気圧ゼロ。遮断隔壁の前にスペースがある。全員入れるぜ。」

 

 ダゴナックと呼ばれた兵士の声が響く。

 ビルハヤートが開口部から中に入っていく。ミリ、ブラソン、俺と続く。

 中に明かりなど無かったが、先に入った連中のヘッドライトの明かりで充分な明るさがあった。

 俺の後ろから、小隊の残りの兵士達がやってくる。

 

「全員こっちにまとまれ。レイハンシャール、エアシールド張って窒素充填。ダゴナック、ダミラルカ、1気圧になったらやれ。全員、センサーパッシブ。ネットワークは使用禁止だ。」

 

 全員がビルハヤートの近くに集まる。少しずつスーツの外の音が聞こえるようになり、視野の端のスーツ外気圧の数字が上がっていく。

 先ほどの六人が今度は目の前にそびえる耐圧隔壁に取りかかる。

 スーツ外温度が跳ね上がる。300℃を越えた辺りで、耐圧隔壁の一部が切り取られた。六人が真っ暗な穴になだれ込む。

 

「クリア。」

 

 ダゴナックの声がまた響く。

 返事もなく、ビルハヤートが隔壁の穴をくぐる。俺達もそれに続く。

 隔壁の中も相当に酷い状況だったが、足の踏み場に困るゴミの山のクレーターの様な外よりは遙かにましだった。

 

「出迎えに歓迎される前に一気に距離を縮めるぞ。ジェネレータアクティベート。ダゴナック班、ダミラルカ班は交互前進。ほかは俺に付いて来い。運転手とその相棒。俺のケツにぴったり付いてこい。遅れるなよ。」

 

 ダゴナック班三人が空中に浮き上がり、200mほど前進した。ビルハヤートがそれを追いかける。俺達もビルハヤートの後ろに付いていく。

 ビルハヤートはダゴナック班の10mほど後ろで着地する。

 俺の後ろに兵士達が次々着地したところで、その後方からダミラルカ班の三人が頭上を飛び越えていく。さらに500m近く進んだところでダミラルカ班は着地した。ヘッドライトが二回瞬く。

 ビルハヤートが空中に浮き、ダミラルカ班の後を追う。当然、俺達もそのあとに続く。

 

 ビルハヤートの言う交互前進を繰り返し、30kmほど進んだところで辺りの明かりが生き返り始めた。

 俺達が進んでいるのは、ベレエヘメミナ内部の幹線道路から一本入った、幅20m、高さ10m程度の通路だった。ビルハヤートによると、この程度の大きさの通路には、重火器で武装したビークルが入り込めないのだそうだ。

 

 さらに80kmほど進んだところで、前に飛んだダゴナック班が突然着地し、壁に身を寄せた。

 ビルハヤートがそのすぐ後ろに着地する。ほかの兵士達が俺達の周りに着地し、ダミラルカ班もそのすぐ後ろまで距離を詰めてきている。

 

「さあて。おいでなすったぞ。ガランダリ、スモーク展開前方1km。レーザー使用禁止。弾種徹甲用意。運転手と相棒、そこの陰に入っていろ。」

 

 通路の壁面は案外に色々な構造物があり、平滑ではなかった。HASが隠れられるほどの遮蔽物はそれほど多くないが、それでも小隊全員と俺達を入れて二十四名が身を隠すだけの場所はあった。

 一番手近なところにブラソンと共に身を隠す。白兵戦はプロに任せた方がいい。

 ガランダリと呼ばれた兵士がライフルよりももう少し短い火器を打つ。

 ミサイルらしきものが飛び出し、遙か前方で弾けた。真っ白い煙が大量に発生し、前方の通路に充満する。

 スモークの一部をきらめかせて、赤いレーザーの光条が走った次の瞬間、スモークが爆発した。

 

「は? ベレエヘメミナ駐留部隊はバカか? ガランダリ、もう一つくれてやれ。」

 

 ビルハヤートが呆れたような声で言った。

 どうやら、視界を遮るだけで無く、レーザーの高熱を受けると爆発する機能を持ったスモークらしい。ビルハヤートが実体弾を用意しろと云ったのは、実体弾の飛翔する熱程度では引火しないという事なのだろう。

 

 ガランダリがもう一度同じものを発射する。

 ミサイルの弾体は床面から水平に直進し、1km程度のところで爆発、スモークを再びまき散らす。

 さすがにもうレーザーを撃ち込んでくる奴はいなかった。

 

「レイハンシャール、EMP用意。カウント3で撃て。撃ったら全員右の側道に入れ。」

 

 レイハンシャールと呼ばれた兵士ともう二人が先ほどと同じような短い火器を撃った。弾体は数百m飛んで、青白い火花を撒き散らした。

 ビルハヤートが飛んで側道に入る。俺たちもそれに続く。

 

「おうてめえら、走れ、走れ。あと120kmだ。しっかりトレーニングできるぞ。」

 

 副官のファデッラの声がする。

 120kmか。

 あと1秒我慢していれば良かった。

 

いつも拙作お読み頂きありがとうございます。

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