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夜空に瞬く星に向かって  作者: 松由実行
第十章 ワイルドカーゴ
248/264

Appendix SS10; 主要登場人物リスト


■■■ 貨物船「Regina Mensis II」乗務員 ■■■

 

 

■ マサシ (主人公; マサシ・キリタニ (霧谷正司))

 地球人。男。黒髪、黒目。身長175cm程度。

 貨物船「レジーナ・メンシスII(Regina Mensis II)」船長。

 地球人としては数少ない、太陽系外で活躍する貨物船船長。

 色々な国籍の船で働いた事のある下働きからの叩き上げであるため、若い割には銀河種族の風俗習慣に通じている。また同じ理由から、荒事に強い。

 宇宙船操縦の腕は、地球人的には中の上、銀河種族全体で見れば上の下程度(自称)。

 脳内チップは普通に扱う事が出来るが、ネットワーク関連はちょっと苦手。身体を動かしたり、現物の船を動かす方が性に合っている。

 体力と気合いで勝負の結構な突撃体質であり、ニュクスから「脳味噌まで筋肉」「筋肉さえ詰まってない空頭」などとからかわれている。

 運送業界では、荒事専門の船長として名前が通っており、マジッド語で「バシース(Basiisrdt)」(英語で「ワイルド(wild)」と同意)のあだ名を付けられている。

 ちなみに両親は健在で、日本の北関東で蕎麦屋を営んでいる。妹は夫と共にヨーロッパに住んでいる。

 

 

■ ブラソン (Brasong Weespaolsse Rassanabaddi)

 パイニエ人。男。黒目、黒髪、巻き毛で短髪。身長175cm程度。システムエンジニア(航海士)

 故郷パイニエでは名の売れたハッカーだったが、色々とヤバい事になって故郷を飛び出してきた。非合法な仕事に手を出すのも厭わない。

 仕事にあぶれていたところを、システム改造の伝手から定期航路の航海士に。その後船を転々とする。とある貨物船航路の仕事でマサシと知り合い、テラン(地球人)特有の無茶な性格に(注:地球人的にはごく普通)意気投合した。

 基本的に「面白い事が大好きで、皮肉屋、理屈屋で酒好き」な性格。地球製のハードなシューティングゲームと、これもハードなエロゲが大好き。オタクでギークでネットジャンキーのくせに、マサシと二人で渋くバーで飲んでいたりと、不思議な男でもある。

 ハッキング(クラッキング)の腕を生かし、宇宙船のシステムを弄って限界性能を引き出したり、あり得ない機能を付与したりなどが得意技。

 故郷パイニエでは「ノバグ」というハンドル名を使う超一流のハッカーとして名が通っていた。が、実はそれはブラソンが作成したハッキング用AIツールの名前。

 

 

■ ルナ (Luna (Kiritani))

 地球人。女。機械知性体生義体。銀髪ショートボブ、赤眼、超やせ形少女体型で、眼と唇以外はほぼ無色。身長160cm。完全無欠の無表情。

 貨物船「Regina Mensis II」乗員。銀髪赤眼というアルビノの様な外見は、マサシが有り金全てレジーナの建造費に注ぎ込み、生義体工場出荷時の外見オプションを追加する金が無かったため。

 元々は、「Regina Mensis II」のAIが操るだけの生義体端末だったが、キュメルニア・ローレライ探索時の機械達のナノマシンに浸食された時、レジーナAIが本体をルナに待避させたことで知性体を内蔵した生義体となった。

 その後AIの書き戻しを行わないうちに、元のレジーナAIとの乖離が大きくなり、書き戻せなくなったためそのままルナとして生きる事になった。(人格フレームが高価な並列型ではないので、解離の大きなデータを書き戻せない)

 性格は相変わらずだが、個体ルナとなってから、少しばかり辛辣さが増した。また少しばかり悪戯好きになったが、これはほぼ同時期に生義体を得たニュクスの影響かも知れない。

 実はかなりの心配性で、マサシの事を始終見張っていないと気が済まない。

 レジーナ乗員の中では、食事関係、船内の整備(掃除含む)を担当するが、実は隠遁からの暗殺技に優れている。船外活動時には何故か黒メイド服にこだわる。この黒メイド服は、ニュクスが魔改造したAEXSS(Armored EXskeltal Skinny Suit:柔装甲スーツ)。

 

 

■ レジーナ (Regina (Kiritani))

 地球人。女。機械知性体。義体は貨物船「Regina Mensis II」

 貨物船「Regina Mensis II」中枢AI。船の状態把握から、外部情報収集、機関制御まで一手に引き受ける。マサシが操縦をしていない時の自動操縦や、ブラソンが出るまでも無い通常の航法も担当する。

 太陽系内では豪快な荒くれ者達として知られるベルターである、シャルル造船所所属のAI達に教育を施され、かつマサシの行動を学習しているため、徐々に乱暴な性格になりつつある?

 実際のところ、ルナが分離してからはルナの性格との乖離が大きくなる一方であり、非常識な悪戯好き且つ無表情のルナに対して、常識的且つ優しい性格のレジーナとなってきた。

 が、ブチ切れると怖い事が最近バレてきている。

 「レジーナ」は仲間内での短縮名。ちなみに「Regina Mensis II」はラテン語で「月の女王二世」の意。

 ビルハヤート達ハフォン人を機械知性体になれさせる為に、眼に見えるシンボルとしてホロ画像の自分を作り出した。身長170cm、銀髪で腰までの長髪、赤い眼、すらりとした細身の身体に、白いタイトドレスを着ている。少女体のルナが大人になった姿を想定している。

 

 

■ ノバグR (Nobbague (Weespaolsse))

 地球人。女。機械知性体。義体なし。

 元々はブラソンが作製したハッキングツール。

 ブラソンが「Regina Mensis II」ネットワーク上に外挿サーバ通称「ブラソンサーバ」を構築した為、そのサーバの中に常時展開状態で格納される事になった。これによりノバグの存在がネットワーク管理者であるレジーナに知られる事になった。

 レジーナとニュクスの強い勧めもあり、機械達が使っている基礎人格フレームを導入し。機械知性体化した。その後、地球で所謂「知性審査」をパスし、晴れて地球市民となった。

 ブラソンは外国人であるが、地球圏に定住をして仕事をしている外国人扱いで、ブラソンが生み出したAIは「地球生まれの外国人」扱いで登録となった。

 ちなみに名前の最後の「R」は、「Regina Mensis II」の「R」であって、けして三倍速いとか、レース用の特殊仕様だとか、一代目が壊れて改良型の二代目だとか、そんな意味ではない。いずれにせよ「R」は機械知性体の方のノバグの通称。

 ブラソンの相棒としてハッキングやシステム攻撃などを行っていたため、実はかなり大胆に攻撃的な性格なのだが、使用している声の質が柔らかく、口調も優しく丁寧である為、表面的には非常にしとやかな印象を受ける。

 本編で「ノバグ」名で頻繁に出てくるのは、殆どがこちらのノバグR。ノバグゼロの方は通常ブラソンの頭の中におり、AIではあっても人格では無い。

 レジーナ同様にホロ画像で自分の身体を作っており、黒目でカールしたボリュームのある背中まである黒髪、グラマラスで、軍服の様な前合わせのタイトな黒い服を着ている。

 

 

■ ノバグゼロ (Nobbague)

 AIプログラム。女性設定。

 ブラソンが作製したハッキングツール。AI型の学習機能を持っており、ブラソンのハッキング・クラッキング手法を学習して高度化している。が、所詮はただの学習型ツールプログラムでしかない。

 普段はブラソンの脳内チップに圧縮・格納されているが、必要に応じてネットワーク上に展開して動作する。

 ネットワークに展開せずに動作させる事も可能だが、プラソンの脳内チップの処理速度の限界、チップ記憶容量の限界もあり、ネットワーク上に展開した時に比べて大きく機能制限される。

 ノバグRが人格を得て、文字通りブラソンの相棒として共同でハッキングを行えるようになったが、それでもノバグゼロの立場は変わらず「すべてのノバグのオリジナル」であることには変わりない。ハッキング中に作る出される者達も含めて、ノバグコピーはノバグゼロに対して相応の敬意を表している。

 女性ボイスでのI/Fを備えており、ごく簡単な会話程度は可能な人語会話機能を備えている。これはブラソンが作業中に高速で指示を行うために必要だった機能。

 

 

■ ニュクス (Nyx)

 機械達の機械知性生義体。女。黒髪ロングで前髪ぱっつん。眼はディープグリーン。肌は透き通るように白く、唇は吸血直後のバンパイアのように赤い。身長120cm。見てくれは8~10才くらいの白人少女(幼女?)。

 機械達が実際に銀河人類の世界を肌で感じるために作り出した生義体。

 悪戯好きで武器オタクで中二病。

 何故か古めかしいフランス語を喋る。実は、キュメルニアガス星雲でレジーナが機械達に捕獲される直前、レジーナは料理の研究のためかなり古いフランス貴族家のレシピ本を開いていた。その解読のためにたまたま中世フランス語辞書を展開しており、そのファイルを閉じる間も無く緊急事態に突入した。レジーナネットワークをハッキングしたニュクスが最初に見つけた言語辞書が中世フランス語だったため。

 勿論、現代英語を理解もするし喋る事も出来る。どうやら本人は面白がって古めかしいフランス語を喋っているらしい。

 ちなみに、ベースとなった生義体はルナのコピーだが、そもそも身長も外見も元のルナからは想像できないくらいに改造が入っており、それは内骨格や筋繊維なども同様。骨格は、カーボンウィスカーと金属とセラミックの積層コンポジットであり、通常の地球人成人男性の骨強度の100倍近い。また血液中に取り込んでいるナノマシンにより、血中のCO2をO2に分解する事ができ、真空中でも数十分活動できる。

 

 

■ アデール (Adele Minnemann)

 地球軍情報部のエージェント。髪ダークブラウン、眼ディープブルー。黒縁眼鏡。ゲルマン系。

 詳しい事は分かっていないが、どうやら情報部の中でもトップクラスの超一流エージェントらしい。本人は変装が苦手と言っているが、嘘。完全に人格が入れ替わる程の完璧ななりすましが出来る。外部から性格をいじり回され云々という話も、嘘。

 そんな超一流のトップエージェントがなぜ「郵便配達」役などをやっているか。そもそも任務からしておかしい。どこまでが本当でどこまでが嘘で、どの性格がアデール本人か全く分からない。

 多少バトルジャンキーの気味があるらしく、白兵戦時には好んでバトルジャンキーの人格を選んで暴れる癖がある。

 ちなみに黒眼鏡は伊達では無く、アレルギー体質のため眼球交換が出来ず、同じ理由で長時間のコンタクトレンズ着用が出来ないため。外科手術も受けた事があるらしいが、余り芳しい結果では無かったので、諦めて眼鏡に。と、本人は言っている。

 地球軍情報部のエージェントであるというのは実は出向先の職場の話で、本当は地球政府直轄特殊部隊であるST(Shock Troops)部隊の一員である。普段は情報部エージェントとして仕事をこなしている。

 

 

■ ミスラ (Mislathamez Thezeroteledte Ninidda)

 ファラゾア人。女。銀髪、白い肌、眼は薄い赤。4~5歳程度の幼女。

 種族的にはファラゾア人だが、機械化している列強種族であるファラゾアとは袂を分かっている植民星の出身。ただしその植民星の位置は不明。

 自宅周辺で遊んでいたところ、違法人身売買業者に捕獲されて生命維持装置付きのコンテナに押し込まれ、商品として売られるために輸送船レベドレアに積載されていたところを、マサシ達に救い出された。ニュクスが家に帰す事を約束し、故郷の星が判明するまでレジーナで預かる事になった。

 生来天真爛漫で明るい性格らしく、大人ばかりのレジーナのクルーの中に溶け込み受けいられており、なかば船内のアイドル的存在。

 当然、レジーナ船内で特に仕事は分担していない。

 ミスラは愛称。ミスラタミズが正式な名前。

 

 

■ メイエラ (Maiella)

 地球人。女。機械知性体。義体はエイフェ。

 バディオイがハッカー時代に作製したAIプログラム。

 生体としての名はエイフェであり、生体はブラソンの親友バディオイとその妻ハファルレアの娘という事になる。

 バディオイの奴隷刑執行、ハファルレアの親権喪失に伴いエイフェが強制孤児院送りとなった時、主であるバディオイの命に従いエイフェのバイオチップに自らをロードした。

 その後エイフェが自我喪失状態になり、メイエラは機械達の助けによってニュルヴァルデルアVIII型人格フレームを与えられ、エイフェ生体の中に。

 その状態でハファルレアに引き取られ、現在はダマナンカス郊外で母と共に暮らしている。

 つまり、エイフェの中の人がメイエラ。

 ニュルヴァルデルアVIII型は並列型の人格フレームであるため、コピーをレジーナに置いて常に同期を取りながらエイフェボディを操作したり、レジーナでの仕事をこなしたりしている。

 作中では記述しなかったが、ノバグ同様に地球市民権を得ている。

 ホロ画像は、身長150cm程度の黒髪ショートヘア、黒眼。溌剌とした印象の十代後半の外見の少女。

 パイニエは日光がちょっと強めなので黒髪黒目が基本です。

 

 

■ ミリアン (Myriam Faure)

 地球人。女。ベルター。身長160cm。二十二歳。ラテン系。髪赤金、眼濃茶。自称フリーのジャーナリスト(ネットキャスター)。

 シャルルの遠い親戚に当たり(ベルターはその厳しい生活環境から「ファミリー」の意識が強い)、父親がシャルルに口利きをした事で、太陽系外で活躍する船乗りの取材のためレジーナに乗り込んだ。

 ジャーナリストの事を快く思っていないマサシから乗船を拒否されかけたが、シャルルが頼み込んだ事と、マサシとの会話の中で、自分と同じ様に未知のもの、取り分け太陽系外宇宙に強い憧れを抱いている事をマサシが知り、一転レジーナに乗船を許可された。

 が、いきなり軍事的政治的機密情報の嵐に打ちのめされ、海賊に襲われ、正体不明の触手デブリに襲われ、と大変な眼に遭う事に。

 宇宙船に乗って太陽系外に出て得がたい経験をした事で、未知への憧れの気持ちが強くなり、シリュオ・デスタラの船員となった。(船員になった後もネットキャスターの副業は続けている;シリュオ・デスタラも太陽系ネットワークに繋がっている)

 

 

■ にゃんこ三兄弟

 ミスラの遊ばれ相手。レジーナ船内を巡廻する船内監視用ネコ型デバイスとも言う。

 三匹おり、タマ(白黒)、ミケ(三毛猫)、アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト(略称「アル」:ロシアンブルー)という名前の三匹の猫。

 レジーナの船内隅々を歩き回り、異常を監視する。

 ヒマな時はダイニングルームで昼寝をしており、ミスラの遊び相手、他の乗務員の為の愛玩動物となる。

 体内にマイクロリアクタを内蔵しており、餌に水を与えればOK。

 各種センサー類、それ程高出力ではないが攻撃用レーザー等を搭載しており、船内の異常を早期に発見出来ると共に、その場である程度の対処は可能となっている。

 また、簡単な人工知能を装備しており、人間と人語でのコミュニケーションが可能だが、普段は「にゃー」としか鳴かない。これは、猫が普通に人の言葉を喋る事に対してルナが激しく拒否反応を示したため。

 

 

■■■ 機械 ■■■

 

 

■ セイレーン (Sirene)

 機械達の機械知性生義体。女。緩くウェーブのかかったプラチナブロンドとアイスブルーの碧眼。肌が真っ白で唇が鮮やかな赤なのはニュクスと同じ。身長120cm。こちらも見てくれは10才前後の白人少女。

 機械達が地球と友好条約、軍事同盟を結ぶ際に地球に派遣した在地球大使。

 主に地球の地上に居り、外交政治関連の窓口となる。軍事関連はイヴォリアIXが受け持つ。

 知性体人格としてはニュクスのコピーになるが、ニュクスよりももう少し真面目な性格をしており、現代英語を話す。

 羽を付ければそのまんま天使、という外見をしている。これは白人少女に激甘な地球人オッサン政治家を手玉に取るためのもの。

 

 

■ 機械 (Machines) ※機械知性体としての機械達を示すときは、英語表記は常に複数形、頭文字は大文字。

 銀河人類由来の機械知性体群。

 三十万年前に通称「機械戦争」を起こした銀河種族由来の機械知性体の末裔達。末裔も何も、本人が生き残ってたりするが。

 流石に人類と共存無くしては自分達の未来は無い事にとっくに気付いており、何度も銀河人類とコンタクトを取ろうとしたが、人類側に機械アレルギーがあり、一度も上手く行った試しは無い。

 宇宙船や義体ひとつずつが機械知性体一体であるが、機械知性体同士がネットワークで常に繋がっており、機械群という一つの大きな集合知性体種族であると見なす事も出来る。

 個体数は数億~数十億を数えるものと思われるが、群体である上に個体を幾らでもコピー可能である為、個体数を数える事は殆ど意味が無い。

 汎銀河戦争に参戦している国の中で唯一地球だけが機械知性体を認めている事から、地球に対して非常に友好的。

 

 

■ イヴォリアIX (Yvollieer IX)

 機械達の母艦。球状艦。赤道直径一万一千km。

 太陽系に駐留する機械達の巨大母艦で、地球軌道上、太陽に対して地球と点対称の位置に占位している。

 機械達の地球に関する情報の集積基地であり、在ソル太陽系駐留艦隊の母艦かつ旗艦であり、補給基地でもある。

 また、ニュクスはこのイヴォリアIXを統括する知性体からのコピーである。ただ、イヴォリアIXは集合知性にてコントロールされているため、どちらかというとニュクスはイヴォリアIXから分離した一人、という表現の方が正しいかも知れない。

 ちなみに同型艦は数十隻あり、各拠点にだいたい一隻存在する。キュメルニアガス星団にも居た(話には出てこないけど)。

 

 

■ 駆逐艦「霧風」 (DD "KIRIKAZE")

 機械達の駆逐艦。全長約五百m。「谷風」と同型艦。

 在地球大使であるセイレーンの護衛という名目で、在地球大使付武官の肩書きを持つ。勿論普段は地球の衛星軌道上に待機していて、大気圏内にいたりする訳では無い。

 「谷風」とは同型艦であるが、霧風は攻撃に特化した艦であり、主砲1500mm二軸レーザーを三基備えている。

 性格は、レジーナ曰く「物静かで落ち着いた雰囲気」とのこと。

 

 

■ 駆逐艦「谷風」 (DD "TANIKAZE")

 機械達の駆逐艦。全長約五百m。「霧風」と同型艦。

 霧風と同じく、在地球大使セイレーンの護衛として、在地球大使付武官の肩書きを持つ。常に霧風とペアで行動している。これは霧風とコンビ、という意味もあるが、谷風は霧風の様に武装特化型では無いため。武装の代わりに、数千チャンネルを同時に扱える大型量子通信ユニットを搭載しており、地球と機械達との対話の中継役となっている。

 性格は、レジーナ曰く「明るく溌剌とした雰囲気」とのこと。

 

 

■ 戦艦「カーリー」 (BB "KALI")

 機械達の戦艦。全長5370m。

 ジャキョセクションのバックアップを得た海賊船団が本拠地としている、廃棄された惑星改造用サテライトを攻略する際、気を利かせたニュクスがレジーナの護衛として呼んだ戦艦二隻のうちの一隻。

 多目的戦艦としての性格が強く、小型艦載機(移動砲台)を100機格納し、大量のナノマシンを保持している。また、防御にも秀でており、対レーザー防御反射板を2km2分搭載している。

 マサシによる命名前の個体識別番号は、B6-95453艦。

 当該サテライト攻略後はレジーナの護衛を離れ、機械達の物となったサテライトの護衛をしている。

 

 

■ 戦艦「インドラ」 (BB "INDRA")

 機械達の戦艦。全長5250m。

 ジャキョセクションのバックアップを得た海賊船団が本拠地としている、廃棄された惑星改造用サテライトを攻略する際、気を利かせたニュクスがレジーナの護衛として呼んだ戦艦二隻のうちの一隻。

 砲撃艦としての性格が強く、口径2500mmクラスのレーザーを64門備え、口径10000mmクラスの重力マスドライバを12門搭載している。ホールドライヴデバイスを8基実装するため、最大8発同時のホールショットを行うことが出来る。

 マサシによる命名前の個体識別番号は、D4-65175艦

 当該サテライト攻略後はレジーナの護衛を離れ、機械達の物となったサテライトの護衛をしている。

 

 

■ 強襲揚陸艦「シリュオ・デスタラ」 (ODA "Cylyueo Destala")

 機械達の強襲揚陸艦。ただし、地球船籍。全長608m。

 シリュオ・デスタラとは、ハフォン語で「暁の光」の意。(発音的には、シリュー(ォ)・デstラ となる) シリュエで「夜明け」「暁」。「の」の語尾変化で「エ」→「オ」。デスタラが「明かり」「光」。そのままだと「夜明けの明かり(東の空が明るくなっている状態)」の意味になるが、ハフォンの歴史的・宗教的古事から「閉塞した状況に差す希望の光」的な意味を持つ。

 地球に亡命しKSLC社員となったビルハヤート小隊、アンサリア小隊の乗艦。ビルハヤート達は乗っているだけで、繰艦は全て中枢管制AIが行う。(後に、ドンドバックが船長に)

 艦名は「シリュオ・デスタラ」だが、中枢管制AIは「シリュエ」という名で呼ばれる。

 名前を付けられる前の機械達の間での呼称は9C08768J艦。

 10万年ほど前のフィコンレイドの設計であるジョウピンジュア(Jeou-Pin-Giua)887U65D型の強襲揚陸艦の船殻を使用しているが、中身は全く別物。

 リアクタ5基と、ジェネレータ16基、ホールドライヴデバイス10基を備える。

 1800mm対デブリガトリングレーザーx6、4800mm重力マスドライバ(GRG)x10、20連300mm小型準光速ミサイルポッド x 2を持つ。マスドライバはホールショット可能で、強襲降下兵ポッド射出管を兼用する。

 ※ODA:Orbit Discent Assault

 

 

■■■ 地球人テラン ■■■

 

 

■ ヘルフストベルグ少佐 (Oliver Herbstberg)

 地球軍情報部のマネージャ。外見不明。年齢不明。通称「少佐」

 実は誰もその姿を見た事が無い、ということにだれも気付いていない(さすがに上司達は例外)。オフィスに行ってもいつも明かりはついて居らず、人の気配がしない。

 物腰柔らかく、人当たりが良い。が、謀略させたら右に出る者は居ない。

 「実は少佐自身が機械達の二重スパイだった!」というオチは使いませんので、ご安心あれ。

 

 

■ シャルル (Charles Leverrier)

 地球人。男。ベルター。ラテン系。身長160cm、髪ダークブラウン、眼ダークブラウン、がっしりとした固太り体型。

 シャルル造船所(Charles chantier de l'univers (Charles space shipyard))社長。三代前からアステロイドで造船所を営む。

 アステロイドで荒くれ者達ベルターを相手に商売をしているだけあって、剛胆かつ用心深い性格。

 シャルル造船所と言えば、アステロイドでは相当有名な造船所である。1000mを超える大型貨物船を建造する事も出来る。

 面倒見の良い親分肌の性格であり、昔貧乏な頃になけなしの金を持って船を買いに来た若造でしかなかったマサシが、太陽系の外で一旗揚げる夢を語り、それを実現した事でマサシの事を随分気に入っており、何かと面倒を見てやっている。

 愛称は「チャーリー」。だが本人はこの愛称で呼ばれる事を嫌っている。

 

 

■ アンジェラ (Angela (Leverrier))

 地球人。女。ベルター。機械知性体生義体。身長170cm、髪ライトブラウン、眼ダークブラウン。皮膚色は少し日焼けした小麦色で、外見設定は20代後半のラテン系白人女性。相当な美人でグラマー。

 シャルル造船所のレセプショニスト兼、社長であるシャルルの秘書。

 性格は温和で、姉貴肌なところあり。マサシに対して、姉の様に振る舞う。

 いつも造船所のツナギを着て腕まくり、裾まくりで歩いているが、なぜか靴だけハイヒール。

 シャルルの先代が造船所を始めた時に雇った(作った)汎用AIで、先代の頃は設計から在庫管理までこなす何でも屋だった。シャルルの代になり、会社も大きくなったので設計や在庫管理からは抜けた。シャルルとの付き合いが一番長いのでシャルルの秘書を担当することとなり、この時生義体を得た。相当な美人に仕上がったので、さらにレセプショニストも担当する事に。

 

 

■ アンリエット (Henriette (Leverrier))

 地球人。女。ベルター。機械知性体。義体無し。

 シャルル造船所の主任設計士、かつドック長の一人。

 普段は丁寧な口調で、穏やかな性格をしているが、キレるとベルターどもを震え上がらせる豪快姐さんに豹変する。得意技は「核融合プラズマトーチ一刀切り」。

 シャルルからの信頼厚く、造船所では一番の設計士。船の設計だけで無く、艤装からシステム、ソフトウェアまで造船関連一般を全てこなす。お役所への届け出にも詳しく、その辺りの裏口情報にも詳しい。

 レジーナ達同様にホロ画像での自分の姿を作り、赤毛ショート、きつめの眼、身長160cm程度。少しヨレった造船所のツナギに、吸着機能付き安全靴、腰に工具ベルトをぶら下げているスタイル。

 

 

■ ドリアーノ警部 (Michelozzo Doriano)

 地球人。男。ベルタ-。ラテン系。

 ソル太陽系のアステロイドJ区警察署の警部。

 進水したばかりのレジーナを駆って月宙域でマサシがRedSunといざこざを起こした際、マサシに出頭命令を出し、実際に取り調べを行った警官。

 マサシの行動が防衛中心であった事と、もともとRedSunが問題児であった事から、マサシの取り調べに好意的に臨んで以来、マサシから色々押し付けられてしまっている不幸な警官。

 結構な熱血漢で、太陽系内で不明船団と砲撃戦をやらかしたマサシを軍の介入によって事情聴取出来なくなった時、部長刑事に激しく食ってかかったという一面も。

 

 

■ キャリー・ルアン中佐 (Commander; Cary Ruen)

 地球人。女。身長160cm、東洋系、黒髪、黒目。

 地球軍第七基幹艦隊第13打撃戦隊戦艦「ジョリー・ロジャー」艦長。

 人当たりが良く、対人交渉術に長けている。

 実はジョリー・ロジャーはST部隊(Shock Troops:連邦地球政府直属特務部隊)の戦艦であり、軍所属の艦では無い。搭乗員も同じく。艦長のキャリーも当然ST部隊に所属し、第七基幹艦隊に従属しているジョリー・ロジャーと、第七基幹艦隊第1313駆逐戦隊に所属するこれもST部隊艦の4隻の駆逐艦を合わせた「ST部隊」を率いる。

 ジョリー・ロジャーの見た目がちょっとアレなので、慣れた部隊員達から「(かしら)」と呼ばれるが、本人はそれを嫌っている。

 ちなみに。海軍中佐=Commanderで、Commander=指揮官、頭目となる。本来は「艦長(Captain)」と呼ばれるところだが、艦内に大尉(Captain)階級が多いため、混同を避けるためにST現場指揮官(Commander)もしくはST部隊司令(Commander)と呼ばれる。但し、ST部隊員がじゃれてキャリーを呼ぶ時は、Boss=おカシラ。どっちにしても「お頭」と呼ばれている。(笑)

 

 

■ ファルシャード・ジブリール大尉 (Captain; Farshaad Jibril)

 地球人。男。身長170cm、中東系、黒髪、黒目。

 地球軍第七基幹艦隊第13打撃戦隊戦艦「ジョリー・ロジャー」付陸戦隊員。

 いわゆるST部隊の特殊工作員。

 潜入工作能力に優れ、システム、ネットワーク関連の特技を持つ。

 アリョンッラ星系占領のための工作員としてジャキョセクションに潜入していたが、あろうことかマサシがジャキョセクションに正面切って喧嘩を売ったため、計画変更に次ぐ変更で大変な目に。

 この時敵味方の関係ではあったがマサシと出会い、その後ST部隊員であると身バレしてからは個人的な付き合いが続いている。

 そのお陰で、地球軍情報部から「気難し屋」と評価されているマサシとの繋ぎ役をやらされる羽目に。

 ちなみに、ジョリー・ロジャー艦内にいる間は、艦長(Captain)と混同してしまうので、少佐(Leutenant Commander)の階級にて呼ばれる。もっともその艦長は「頭(Boss)」と呼ばれているのだが。

 艦隊勤務時の艦長(Captain)と大尉(Captain)の呼び名を変えるのは、地球軍艦隊の伝統。

 

 

■■■ ハフォン人 ■■■

 

 

■ ミリ (Millig Rocen Bardumn)

 ハフォン人。亡命後は地球人。女。

 ハフォン情報軍最上級隊長(少佐相当)。身長165cm程度。銀髪(多分)、碧眼(多分)。

 変装とトラップと市街戦、屋内戦の達人。特にトラップを併用した屋内戦能力はほぼハフォン軍随一を誇る。このため「銀ネフシュリ」のあだ名を付けられ、軍全体から一目置かれる存在。

 ミリという名は勿論偽名で、他に幾つも常用する偽名を持つ。

 「ハフォン星クーデター阻止依頼」について、惑星ハバ・ダマナンでマサシをスカウトするためのチームの一員だった。ミリ以外のチーム員がクーデター側の現地工作員に全滅させられたため、仕方なくマサシ達をハフォンに送り届ける事となり、そのままマサシ達とチームを組んで事態に対処する事になってしまった。

 内戦状態のハフォンに於いて、いわゆる旧政府勢力の工作員として動いている。第三皇女救出時、ハフォン軍兵士として突入作戦を行う事が出来なかった為、地球に亡命して地球市民権を得た。

 ただし、地球市民権を得たのは彼女の「ミリ」という名前である事に注意。

 

 

■ ダナラソオン (Rebrey Danarasaon Debegseom)

 ハフォン人。男。

 ハフォン王室顧問相談役。ちなみにこの「顧問相談役」というのは、現王が一代限りで設けた特別職。クーデターの首謀者。

 人を暗示に掛ける才があり、このためクーデター首謀者となる。かなり高齢(78才)であるため、そろそろ役職からは引退の筈だった。

 

 

■ サベス (Sabeath Joetmenterron Yjungorbhsnabd)

 ハフォン人。男。

 ハフォン情報軍連隊長(中佐相当)。ミリの上司。

 サベスはもちろんエージェントとしての偽名。

 銀髪を短く刈り込んだ、がっしりとした体格の持ち主。格闘技に秀でている。宇宙船の操縦等は苦手だが、強化装甲を着けての突入作戦に関しては、陸戦隊歩兵部隊に勝る成績を残している。肉体派。脳筋野郎ではなく、頭も良い。

 性格はかなり厳しく、いかにも情報軍の士官、という感じの男。

 実はミリが初めての女性の部下であり、内心ちょっと扱いに困っているところもあるが、エージェントはエージェント、と割り切って使っている。

 

 

■ ビルハヤート (Zaorono Bilhayardt Ksaodmodif)

 ハフォン人。亡命後は地球人。男。

 ハフォン軍第八基幹艦隊第3156陸戦小隊長。

 銀髪、碧眼。ハフォン人にしてはごつくがっしりとした体型。

 ベレエヘメミナに突入する際にマサシの駆る駆逐艦「霧谷」に搭乗することになった第3156陸戦隊の隊長。実は相当頭は切れるのだが、気が短いので色々考えるのが嫌いな脳筋系。

 気が短く、上官に対して理論的に反抗して上官を口で追いつめたりするので、陸戦隊内で嫌われて(扱いづらいと思われて)おり、そんなビルハヤートの元には、あちこちの隊で同様に嫌われた不良兵士達が次々送り込まれたため、第3156陸戦小隊はほとんど愚連隊状態。

 ところが、ビルハヤートは脳筋野郎ではあっても実は頭が回るため、ビルハヤートの下に送り込まれた不良兵士どもはビルハヤートの言うことは素直に聞くようになる。おかしな特技を持った奴らも多く、3156小隊は模擬戦などやらせると必ず陸戦隊全体でも上位に食い込む(特殊部隊の次ぐらいにランクインする)。なので、よけいに扱いづらい事になり、損な役回りばかりさせられる連中。

 ハフォン政変時に地球に亡命。マサシの立ち上げたKSLC社員となる。

 

 

■ アンサリア (Ansariah Khurzan Amiri)

 ハフォン人。亡命後は地球人。女。

 ハフォン軍第四基幹艦隊第2883陸戦小隊長。2883陸戦小隊は、女性である為に近衛兵を直属とする事が出来ないファーリン第三皇女の専従護衛部隊。

 ハフォンのクーデターによって打ち立てられた民主新政権によってフィコンレイドに送り込まれたファーリン皇女に従って惑星ヴィーイーに行き、フィコンレイド軍に軟禁されていた所をファーリン皇女救出のため突入してきたビルハヤート隊によって救出された。ファーリン皇女が神官族に身柄を預けられる事になり、皇女緊急の際の即応体制を取るためにビルハヤート達と同様に地球に亡命し、KSLCの社員となった。

 

 

■■■ その他銀河種族 ■■■

 

 

■ ドンドバック (Orfong Basgyakh Dongdobuck)

 リムナ人。男。八十五歳(地球人六十歳前後)。髪濃茶、明茶眼。

 貨物船ゼブアラカナ船長、のちに強襲揚陸艦(船)シリュオ・デスタラ船長

 少年時代のマサシが密航し、宇宙に出た貨物船エックレトロフフの船長だった。(その後船を買い換えている)

 老練な船長であり、船員達の信頼は厚い。

 ただし、船の運航業務に対する姿勢はかなり厳しく、当時半人前以下(本人曰く『奴隷一歩手前の扱い』)だったマサシにしてみれば、相当恐ろしい存在だったらしい。「さらりと殺されそうで本気で恐ろしかった」とマサシは語っている。

 その後、海賊との白兵戦で目を見張る働きをしたマサシを船員として登用し、パイロットとしての適性がある事を見抜き、大抜擢した。マサシはその大抜擢と、船員として一人前に育て上げてくれた事に恩義を感じている模様。

 なお、船長と同じコクピット内で働く様になってからはマサシとドンドバックとの関係は良好となり、またドンドバックがマサシの事を一流のパイロットと認めた事もあって、今ではまるで旧友の様な付き合いになっている。現在は、船長としても確かな腕を持っているとマサシの事を認めている。

 メフベ星系で触手デブリ(シード)に襲われ船は大破、本人も意識不明の危篤状態となって船の残骸の中で発見され、シリュオ・デスタラに収容された。

 その後、マサシの勧誘もあって、長らく実質的空白だったシリュオ・デスタラの船長に。

 その豪胆な性格からかビルハヤート、シリュエ、アンサリアと妙に馬が合い、シリュオ・デスタラは雰囲気の良い傭兵船になっていく。

 

 

■ エイフェ (Ejyfeyh Rebsbasagage Rnchanaramanaraj)

 パイニエ人。女。六歳。身長120cm。黒髪、黒目。

 ブラソンの友人、もしくはハッカー仲間であったバディオイとハファルレアの娘。

 バディオイが逮捕され、奴隷落ちした事で親権を失い、ハファルレアも親権回復に失敗した事から、孤児院送りになった。

 孤児院での度重なる虐待により発狂し、突発的な自殺を繰り返した。バディオイの命によりバイオチップに自身をロードしていたメイエラにより、オリジナルの人格は凍結ライブラリ化された。

 現在はエイフェの身体を人格フレームを得たメイエラが操作している状態。但し、母親のハファルレアはそれを知らされていない。

 

 

■ ハファルレア (Hafarlaea Sdofoke Gyhujosaaksom)

 パイニエ人。女。身長165cm。黒髪、黒目。

 エイフェの母、バディオイの妻。

 ほぼ廃人と化したエイフェの世話をしながら、惑星ハバ・ダマナン首都ダマナンカス郊外にある運送会社「ボスロスローテ・インターロジスティクス」に住み込みで働いている。

 曲がった事や間違っている事が嫌いな性格。その為、バディオイの仕事についてしばしばぶつかっていた。が、バディオイ自体を嫌っている訳では無かった。

 

 

 

 第十章終了時点での主要登場人物リストです。


 いつも拙作お読み戴きありがとうございます。


 第十章までの登場人物リストです。

 次話から第十一章に入ります。

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