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別に読まなくても良い話


良い香りの花、背の低い草、サンサンと降り注ぐ太陽。


※sunだけにサン(ry※


ここは、"はずれのはずれ"と呼ばれているエペ村にある私の家の庭。


こんな田舎に住みたがる人はいないから、友達なんて1人もいない――コイツ以外には。


「やっほーやっほーやっほー」


やまびこがかえってこないから、一人やまびこ(?)をしてるタカシ。


やることもないから、そんなタカシを見てた。


――十分後、


「やっほーやっほーやっほー」


――二十分後、


「やっほーやっほーやっほー」


――三十(省略されました)


「アンタ……なにやってるの?」


仕方がない、声をかけることにした。


「あ、ミカ。

一人やまびこだけど……ミカもやる?」


「…………」


「ウソウソ、嘘だから!」


無言で立ち去ってやったら、声をかけてきた。


「でさ、今日は何して遊ぶ?」


笑顔のタカシ。


「今日はね……木登り!」


「それって、普通の女の子が選ぶものじゃなグハッ」


何だか癪に触ったから、殴ってやった。


こんな毎日でも私は、私達は、私達なりの方法で毎日を楽しんでいた。


今振り返ってみて思う。


……あの日が来るまでは。


「えー、この度はこのような盛大な式典を……」


そう、あれは忘れもしない、春の頃。


私達エペ村代表――と、いっても、私とお母さんとタカシの3人だけ――は、なんちゃらかんちゃらっていう村の式典に呼ばれた。


「……であるからして、我々は帝国への恩義を……」


またこれだ。


帝国帝国帝国帝国。


私のお父さんを奪っていった帝国。


実は、私のその頃の記憶にはポッカリ穴があいている。


お父さんのことは、さり気ない気持ちで手を伸ばしたお母さんの日記で知った。


日記にはこう書いてあった。


帝国の徴兵制度が、いや、帝国そのものが無くなればいいのに。


あなたを失ってから、どうすればいいのか分からない。


あなたの所に行けばいいのかな?


ううん、あなたはそんなこと望まないよね。


頑張って今を生きていきます。


はい、この話はお終い!


ただね、これだけは書いておきます。


私、ロンは、帝国における人体実験と、それに伴う被験体集めの中止を要求します。


お互い頑張りましょう!


……この日記の意味くらい、私にでも分かる。


お父さん……。


一度でいいから会いたかったな。


「……カ、おいミカ!」


「ほえ?」


目の前に翔とタカシがいた。


あれ、私は確か……


「ボーッとしてたみたいだけど、大丈夫か?」


「べ、別に大丈「はいはい、ツンデレはいいから。

で、どうやってこの洞窟から出るんだ?」


「そうだなぁ……誰かが来るまで待つとか?」


「いやいや、それは無いでしょw」


「(´・ω・`)」


すっかり打ち解けてる翔とタカシに言ってやった。


「せっかく……」


「「え?」」


「せっかく私が読者さんに分かりやすいように、回想シーンで頑張ってたのにーー!」


「……おいタカシ、あいつ大丈夫か?」


「一番いいのを頼む」


確かこのやり取りは……。


知ってるような気がしたから、突っ込んでやることにした。


「オチがエ○シャダイネタって……どうなの?」


「大丈夫だ、問題ない」


翔が即答してくる。


エルシャ○イネタってあんがいポピュラー……なのよね?


「洞窟を出るのに忙しいんじゃないの、お二人さん?」


ネチネチモードのタカシ。


正直言って……


「「面倒くさいやつだな(ね)」」


「(´;ω;`)ウッ…」


タカシが、顔文字で会話という妙に器用なことをする。


「で、今回はこれで終わりなの?」


「そろそろ終わりにしようぜ、gdgdだし」


「そうね。

べ、別に、次話を楽しみにしててほしいわけじゃないんだからねっ!」


っていうか……私視点で話が進んでるけどいいのかな?かな?


※大丈夫だ、問題ない※


なんか……番外編的な?

特に考えがあったわけでもないのに、次話は回想……みたいなことを言ったのが失敗でしたorz

いつも以上の駄文ですいませんm(_ _)m

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