表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/13

出番が短いジルバの本気


「あれ……ここは、どこ?」


見たことも無いような機械が沢山置いてある。


「……将斗様、申し訳ありません。

翔とやらの魔力が想像以上に強かったもので……。

リミッターを外す時間がありませんでした」


あれは……ジルバ!


変な機械の陰から確認できたのは、明らかにジルバの装備――値札つけっぱなし装備――だった。



あれだけの魔力が直撃だったはずなのに、どうして生きてるの?


「なる程、それで強制転移(てれぽーてーしょん)が発動した、という訳か」


「その通りで御座います」


「まあ良い、失敗など誰にでもある。

ただ、二度目は許されんぞ?」


「許して頂けるのですか?

ありがとうございます!」


「次は……そうだなNo.4を向かわせよう。

お前は、次に備えておけ」


将斗とやらはそう言いつつ、培養液のような物で満たされた容器を引き寄せた。


「お前の出番だ、No.4」


「かしこまりました」


細い容器の中から出てきたのは……白い、ウサギのような生き物。


それは、明らかに私の目を見て言った。


「僕と契約して魔法少女になってよ!」


「……カ、おーい、ミカ?」


「返事がない、ただの屍のようだ」


「タカシ、そんなこと言って大丈夫か?」


「大丈夫だ、問題ない。

気を失ってるみたいだし、聞こえてるわけないよ」


ボカッ


「か、け……ガクッ」


「タカシぃぃぃ!」


言いたい放題だったみたいだから、ちょっと叩いてみた。


後悔も反省もしていない。


「で、分かれ道はどうするの?

違う道を選んだからもう一度未来予知するの?」


「ああ、もう一度やり直しだけど……ミカ、お前は大丈夫か?

かれこれ二十分くらい気を失ってたみたいだけど」


そんなに気を失ってたんだ……。


何だか不思議な感じだったな。


「で、もう大丈夫なのか?」


「う、うん、もう大丈夫」


「そうか。

じゃあ行くぞ!」


「「おー!」」


あれは夢だったのかな、やけにリアルだったけど……ま、気にしなくてもいいかな。


怪しい視線が私達を見つめていたことに、誰一人として気付くことはなかった。


なんだか短めですが、投稿してみました。

相変わらずの駄文&著作権……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ