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美しい情熱溢れる儚げで濃厚な第1章 ジャガイモ最近食べないな

はぁあああああああああああああああああああああああああああああ

今日はこの俺


イケメン、佐野一洋。

イケメンにて最強、優雅で美しい、

誰にでも見せるその優しさは皆を癒す彼。

最近では学校で死亡者多数出ているのだが、彼だけがまともに無事だった。

今日は彼の、活動の裏を、決して表面にはださない苦労と挫折があった。


 ~~~~情熱大陸-イケメン、佐野一洋~~~~


    ~~~情熱大陸 remix~~~


   この朝靄が包むこの田舎町にあるとある住宅地の一角・・・・小鳥が囀る中

 彼は朝早く活動をしていた


佐野一洋、14歳。中学3年生その鋭い瞳、男気溢れるその顔立ち

そして一般人と一線を画すオーラを、彼は放ち続けている。

そう・・・彼はイケメンであるのだ

彼がテーブルでコーヒーを啜っている中を、さっそくスタッフは直撃した

~~おはようございます。

「ふむ、おはよう、今日はよろしく頼む」

~~いつも朝は早いんですか?

「・・まァな、このイケメンたる私は、少なくとも早起きはしないとならないのだ」

~~素晴らしい心がけですね

「まぁ、当然の心がけだな、イケメンは生活のリズムを大切にするのだよ」

~~勉強になります。

「おはようございます、佐野様。朝ごはんの準備ができました」

「ふむ、ご苦労だ。」

~~?・・・あの、あの方は?

「・・あぁ、奴は俺のメイド(奴隷)のコウヤだ、なかなか筋のいい奴だ、あのもみあげと違ってな」~~もみあげとは?

「・・・・あぁ、人間1つや2つ忘れたい過去はあるもんだぜ」

~~そうですか、すいません。。。

「む。。。こんな無駄話していたら、時間が来てしまったな、朝食を食べる暇がなくなってしまったぞ悪いがコウヤ、それは取っておいてくれ」

「かしこまりました」

「・・ふむ、学校に行くか、行かないと他の生徒が悲しむからな・・」

~~大変なんですね。


       CM


彼が通う通学路。決して生徒数は多くはないこの学校だが、通学路は明るい喧噪に満ちていた。

これも、彼の人徳がそうさせているのか。

驚くべきことに、イケメンである佐野本人も、そこを歩いていた。

~~車などは使わないのですね。注目されませんか?

「あぁ、自分が特別だとは思ってはいないからな、皆さんとこうして一緒に歩くことこそ、至福の時なのだよ」

~~そうですか、けど佐野さんかなりの人数の生徒が佐野さんの後ろを歩いているのですが」

「あぁ、人気者はこれだから、困ったもんだ」

~~私の予想よりも遥かにすごい人でした

「フッ・・よくいわれるぜ・・・なんちゃって」

~~またまた御冗談を

「冗談じゃないんだがな・・「またまた御冗談を」ってリアルで言う奴始めてみたぜ」

~~それほどでも

「褒めてはないのだがな、・・・よしもう校門前だ、どうだここが俺の通う学校だ」

~~はぁ~~思ったより普通ですね~

「まぁな、おっと一応学校にはモザイクかけておくれよ、ここに通ってるって全国にばれたら

大変なことになっちまうからな」

~~確かに、了解しました。


我々スタッフは彼の学校生活を地上波発でお送りすることになるであろう

「よぅ、佐野。元気にしてるか?」

「む・・・お前は骨盤翔太(骨)じゃねーか、お前生きていたのか!?」

~~なんかシリアスな展開になってますね

「あぁ、俺はあの時、学校を休んで岡野さんとデートしていたんだ」

「そういうことか、確かに事件が起きたのは朝だったからお前の存在を忘れてたのか。」

~~佐野さん、このお方は?

「あぁ、こいつは骨だ気軽にボーンって呼んでいいぜ、ちなみに彼女は岡野ってやつだ」

~~ボーンさんですか、よろしくお願いします

「ま、そういうわけで、授業が始まってしまうから、廊下からの撮影でお願いするぜ」

~~はい、わかりました。


           CM

なんてこったテスト中なのに

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