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第2話  作者: こたつ
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第2話

第二話:あなた誰よ?!


〜キーンコーンカーンコーン…〜


お嬢様:ふぅ〜、やっと学校終わったわ…

ていうか、私を送ってくれた人は迎えに来るんでしょうねぇ…

まぁ、歩いて帰るわ…


〜20分後〜


お嬢様:やっと着いたわ…マイホーム…やっぱり家から距離離れ過ぎじゃないかしら…ゼェハァ…


メイド:お帰りなさいませ。ごしゅ…

コホン…お嬢様…


お嬢様:あなた言い直したわよね…

ていうか!あなた誰なのよ!!?


メイド:誰と言われましても、貴方のご家庭に雇われたメイドですが…


お嬢様:メイド?!うちメイド雇ったの?!


メイド:はい、お嬢様のお父様から、

「私たちはしばらく出張で、長い間帰ってこれないから…私たちが出張してる間、家事全般と娘をお願いしたいんだ、」

と、


お嬢様:(あのバカ親父ぃ…何秘密裏にメイドなんか雇ってるのよ…)


お嬢様:オッホンッ…は〜ん?なるほど!理解したわ!要するに私のお父様が出張で忙しいから家事全般と私のお世話を任されたって事ね?


メイド:さっきそう言ったじゃないですか…


お嬢様:んんっ…!うるさいわね!もう!


メイド:お嬢様、そんなに地団駄踏踏むと足を滑らせ…


〜ツルッ!〜


お嬢様:──っ!!


〜シュバッ!〜


メイド:だから言ったじゃないですか…危なかったですね、お嬢様。


〜お嬢様は背中を支えられ助かった〜


メイド:お嬢様?お嬢様ー?


〜お嬢様は明後日の方向を向いていた〜


お嬢様:ハッ…!あれ?私転んで…ない…?


メイド:私が間一髪でお嬢様を支えましたから。


お嬢様:あなた、なかなかすごいのね…


メイド:そりゃあ、もしもの時のために常に構えていますから(ドヤッ…)


お嬢様:ん、その─ありが──と─


メイド:ん?何かおっしゃりましたか?


お嬢様:い、いいえ?!なっ、なんでもないわよ?!オホッ…オホホホホ…ホホ…ゲホッゲホ!


メイド:のど飴をちょうど持ってますけど、差し上げましょうか?


お嬢様:あら、気が利くのね…ありがたく貰っておくわ。


メイド:では私は夕食の支度があるので、少し失礼させて頂きます。夕食時にまた会いましょう。


お嬢様:…わかったわ。


〜カァー!カァー!〜

〜時刻は夕方6時半〜


メイド:お嬢様ーーー!夕食が出来上がりましたので!降りてきてくださーーーい!

でも階段で転ばないように気おつけてくださーーい!!

お嬢様:分かったわー!少し待っていてー!

メイド:承知いたしましたー!


〜数分後〜

〜ドドタドタドタ!ゴゴゴロガッシャーン!〜

お嬢様:痛たたたた…


メイド:大丈夫ですかお嬢様?!

階段には気を付けてと言いましたのに…


〜ベリベリ…ペタッ…〜

〜(メイドは優しく怪我をしたところに絆創膏と湿布を貼ってあげていた)〜


お嬢様:ありがとう…助かるわ…


メイド:いえいえ、感謝はいりません、これも私の仕事ですから。


お嬢様:そう、色々と大変なのね…


メイド:さ、貼り終わりましたよ、では今から夕食を用意した部屋まで怪我をしたお嬢様をお運びいたします。


お嬢様:えぇええ?!!??


第三話: 夕食。

To be continued…

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お嬢様おちゃめで可愛い꒰ ՞˶´ᵕ`˶՞ ꒱
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