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第1話 選ばれし者は厨二病

魔法とはイメージ イメージの世界で厨二病に勝てるものか?厨二病異世界転生

夏の日差しがギラギラと輝き肌を焼く

汗が首筋を濡らし腰を曲げ、遠くを見つめる、

「何故、我がこのような雑用をしなければならないのだ...」

(暑い...彼奴等許さぬ...我にこの仕打ちとは神罰がくだるぞ)

学園祭のために必要なものの買い出しを頼まれた厨二病を患った重病患者の神崎 涼は1人愚痴る

汗も滝のように溢れてきた

段々と上手く立てなくなる、水分補給もせず炎天下の中歩き続けてきた、熱中症にでもなったか…?

(少し...寝て...休憩しよう...)

目の前の景色が揺れる、歩くことすらままならず膝が地面に触れる

暗転する景色と共に意識が遠のいていく、

(荷物...届けなきゃ...)

閉じていく瞼の中に最後に見たのはこちらを見つめる黒髪の女性だった、、、



どのくらい時間が経ったのだろう、目を覚ましあたりを見回し二度寝をしようと顔を地面につけフサフサの草に現実を突きつけられる

なんてことはない、俺は熱中症で倒れ気づいたら辺り一面緑1色、つまりは俗に言う森というところに迷い込んだ気がする、認めたくない倒れたら森でしたなんて笑えない、ここがどこだかも分からないしどこに行けば元の場所に戻れるかも分からない、

ただ一筋の光は見出した、もしかしたらここは地球ではないのでは...と

(そ、そもそもこのような非現実なことがあることに驚きだが大丈夫だ我には心強き味方のラノベがあるじゃないか周りを見渡すが今のところ身の危険は感じられないしモンスターも居そうにないまずは...何をしたらいいのだろうか...)

考えることをやめずとりあえず進むことにする

道もなく宛もなく歩いていくと少し明るい場所を遠くに見つけた、

(もしかしたらこの森を抜ける道か!?)

光に吸い込まれるように歩き出すと微かに聞こえる

小さな子供のような声、

クスクス...迷い人だ...あの人に頼んじゃおっか...

プププ...倒せるかな?倒せるかな?五つの鍵を手にして試練に乗り越えし勇者様になれるかな?なれるかな?

(これが俗に言う...妖精...なのだろうか...)

キーキー声でハッキリとは聞き取れないが言わんとすることはわかった、何かを倒して鍵を手に入れれば勇者になれる!)

段々と妖精達の声も大きくハッキリ聞こえるようになる頃には開けた場所に辿り着いた、

大きな、とてつもなく大きな形容するならば神樹のような木が構えており木を覆うように池が広がっていた

そして木の周りを輝く妖精が飛んでいた

(心の中でどこが期待していた、だがこの光景を目にして疑うことすら出来ない、紛れもなくここは異世界だ...異世界なのだ...)


頑張るみょん( •̀_•́)ง♡

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