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武器と技量

更新!

「ま、まぁやってわかった通り、ゲーム的に槍は基本的に中距離メインなので、近距離の武器使いに間合い詰められると大分弱いんですよ。

今回みたいに複合技能とかが使えない時、攻めて来られちゃうと【戦車】のルイさんでは少し厳しいでしょう?」

「……そうだな」


困り気味の笑顔で語りかけてくるウェインと、便所座りの体勢でどんよりとした暗い雰囲気を放つ俺。

無関心に思える俺の返事に怯えてか、冷や汗のようなものが全身から溢れ出ている。



「さ、さっきのは謝りますからそろそろ機嫌直してくださいよ~!!」


ふん、別に怒って無いもんね…何の説明もなかったからと相手が自分より格下で英雄系のスキルなんて使ってないモンだと勝手に仮定して舐めプしてた自分の慢心に絶望してるだけだもんね…



「…いや、まぁ実際凄い参考にはなった。俺自身の問題にも気づけたし、二つ目に育成予定だったアルカナムの主武器も決められたし。」

「そうですか!それなら良かったです!」


【皇帝】にするのは新マップ解放を教えてもらった時には決めていたが、武器は「杖にするかなぁ~」位にしか考えてなかった。

だが、こうして模擬戦を行ってみてわかった自分自身の近距離戦闘での攻防共に欠けるという現状。

明らかに魔法戦闘に手を出し始めるタイミングではない。



「っていうか、戦闘中にアルカナムを変えなかった所から想像はしてましたけどやっぱり【戦車】しか育成してないんですね?」

「まぁ、始めてから一週間位しか経ってないからなぁ…」

「へぇ一週間…一週間?は?」

「ってかそんな事よりお前、『英雄』の称号無いっぽいのになんで英雄系のスキル持ってるんだ?

俺の予想だとあれ称号持ちが条件なんだが」


いやいやいやいや!一週間って何ですか!?やらと喚き立てるウェインだが、面倒なので質問への応答以外に興味はないので無視する。

へへっすまねぇな、俺は知識欲の化身なんだ…!



「はぁ……前にたまたま見つけたクエストを3日位前にやったら『村の英雄』っていう称号を貰った時にスキルも手に入ったので、

多分英雄系のスキルが手に入るのは『英雄』の称号じゃなくて、『英雄系統』の称号を会得した時っていう事なんじゃないんですかね?」

「なるほどね?」


って事は『始まりの英雄』最悪コイツに取られてたのでは…?俺別にあれに固執してる訳じゃ無いけどなんかラッキーな気分☆

ちなみに手に入ったスキルを【太陽】だけ教えて貰ったのだが、なんと【英雄陽光】ではなかった!!

どうして…?って思ったけどどうせ経験人数(討伐数)とかの関係だろ!?そうなんだろ!?

ふん、いいもんね!英雄陽光は使いやすいもんね!

いいもんね!!


▽▽▽▽



ということで、アルフリントの鍛冶屋まで帰って来ました。模擬戦終わったからね。

そんな訳で鍛冶屋の中の隠し階段を降りる為に奥に入って行くと、丁度先程の剣の処理が終わったらしいアルフリント本人が鍛冶部屋から現れた。デカイからちょっと怖い。



「んだテメェら、もう戻って来てたのか…丁度いい、ちょっと来な」

「あ、はい!わかりました!」

「了解でーす」


そして、再び鍛冶部屋に連れ込まれると「お前らの武器、ちょっと見せてみろ」と言われたので、(はてな)を浮かべつつも俺は初心者の槍を、ウェインはさっきも使っていたなんか豪華な剣を差し出す。

するとアルフリントはそれを手に取り、刃を見定めるようにじっくりと睨み付けてから「ありがとよ」と一言言って俺達に返した。



「そうだな…ルイ、テメェの武器はまぁハッキリ言ってゴミだ。きっとそこらの鍛冶師見習いの方が上手く作れるだろうよ。

…だが、よく使い込まれてる。きっとなんか意味があるんだろう何の問題も無ェ」

「うっす」


まぁ、耐久無限だから雑に使っても壊れなくて安心だなぁって思って使いまくってるだけなんですけどね!!

無限じゃなかったら今頃アンゴルモアはワールドクエストですよ!ガハハ!!



「んでウェイン、テメェの剣は相当の業物だ。東方の国にゃあ業物がゴロゴロ転がってるだなんだ御伽話みてェな事を聞く事があるが、こっちじゃあ名剣一本見つけるのも一苦労だろうよ。掘り出しモンだ、大事にしろ。」

「はい!」


ウェインが返すと、そこまでただ剣を誉めていたアルフリントの顔が少し険しくなる。



「…まぁそれはいいんだが…()()()()()()使()()()()よ。この刃零れ、業物をよっぽど乱暴につかわにゃ付かねぇモンだ。

使う筈のテメェ自身が、コイツについて来れてねぇ。いや、雑に振るだけで斬れすぎるモンだからついてく暇も無ェっていうべきか?

生憎俺は只の鍛冶師でな、戦いだなんだってのには完全な素人なのさ…だが、人を見る目だけは誰にも劣らねェと断言出来るな。


言うのは少し酷だが、

()()()()()()()()()()()()()()()()。」


突きつけられた言葉と、少し俯くウェイン。


確かに思い返して見れば、先ほどの模擬戦でウェインはスキルによる攻撃を行って来なかった。

wikiによると、武器の要求技量値に対してマスクステータスである技量値が足りていない場合は技系統のスキルが使用出来なくなるらしい。

つまりウェインは、技が必殺技レベルなのしかなかったのではなく、技量値不足で使用したくても出来なかった…?



そのように考察を進めていると、俯いていたウェイン本人が口を開いた。

Q.マスクステータスって?

A.STR、AGLみたいな表で見えるステータスとは別に用意された隠されたステータス。

技量値はゲームの腕前を単純な数値化したもの


Q.他にはどんなのがある?

A.本筋にはあんまり絡まないけど、カルマ値とかはある。


Q.マスクステータスによるステータスの実質的な減少は優良誤認とかになりうる?

A.なるからFG○とかは結構問題視されてるよ(プレイヤー間で)



評価ありがとうございます!!励みになります!!

励みになりすぎてハゲになったわね!!!!(嫌だ)

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