表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/31

困ってる人

すみませんめっちゃ遅れました!!

結論からいえば、俺が皇帝になるのは別にいいと言われた。

曰く「国の内部を変えたいだけで、今の皇帝を殺した後に擁立したいやからなんざいない」とのことで、何人かは少しの間文句を口にしていたが、その後一応は納得してくれた。一安心。


そして、金とそこそこの人員が集まった『反逆軍』のリーダー…である男…『アフリント』は、「お前さんの持ってる金でありったけ『上級金属』を買ってこい」とだけ言って俺を追い出したのだった……扱い酷くない?


さて、ところで『上級金属』とは???って感じなので調べましょう。調べました。

まぁ簡単に言って『真銀(ミスリル)』とか『黒剛鋼(アダマンタイト)』とかのTHE・ファンタジーな金属の事であるらしい。普通に売っている武器に使われる『鉄』や『青銅』などとは違い、産出される量や数も少ないため希少かつ高性能であるそうだ。


それを購入するとなれば金もかかる上にそもそも売ってるところ自体が少ないので……こんなでっかい商会の店舗まで来たって訳だな。



「うーーーん、クソデカ」


まぁ、1週間前に止まった始まりの街のホテルみたいな高級宿屋とくらべたらまだ小さい方なんだが。あれ規格外過ぎるだろ…


この商会、『銀腕商会』はゲーム内で流通の大半を担う大商会だ。

今回買いたい上級金属なんてのは当然売ってるし、金を大量に出せばモンスターのレアドロップやまだ解放されていないエリアの素材や装備なんてのも売ってくれるとかなんとか。

持ってる武器装備を総動員すれば一国の軍事力にも迫るほどらしい。すごい。


早速中に入ってみれば―――――



「いらっしゃいませ、今回はどのような御用事で?」

「あっ、おう…」


その瞬間に店員が話しかけてきた。高級な洋服屋とかこんな感じだよねっていう高級店のイメージをそのまま叩き込んだみたいだ。高級店行ったことなさそう(悪口)

ちなみに陰キャなので俺も行ったことないです店員突然話しかけないで怖い。



「あー…あの、上級金属ってヤツなるだけ買いに来たんですけど。」

「上級金属、ですか……了解しました。少しお待ちいただけますでしょうか?」

「あはい、大丈夫です」


そういうと店員は頭を下げてからスタッフオンリー的な所に入っていった…孤独の方が安心できるのは内緒。

どこか待ってる間に座れる場所でもないかと店内を見回していると…



「えわ、あのーえっと…なんて言えばいいんでしょう?あのーあれですよあれ、あのーえっと…武器というかなんというか……えーーっ、あのーー、うん…あのー」


………なんか居た。救済を求める目線を向けていたが、イケメン立ったので無視した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ