↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
22/22

22【ちょっとした一コマ】

お久しぶりです!

久しぶりすぎて何書いてたかあんまり覚えてませんでした笑

「お、椎名。

お疲れ様」


「ありがとうございます」


俺が試験会場の教室に着いたと同時に椎名が教室から出てきた。


「それじゃ、帰るか。

昼飯はどうする?

どっかに食べに行ってもいいぞ?」


「はい。

何処かに食べに行くのはちょっと。

私、食べるのに時間がかかってしまいますし」


少しずつではあるが食事の量も増えてきている。しかし、食事の速度という面に関してはまだ遅いままだ。


「店に迷惑がかかるからか?

別にお金はちゃんと払うんだし多少遅くたってなんも言われないって。

ほら、高校生とかがさテスト前とかに飲み物だけ頼んで二時間とか勉強してたりするだろ?

そんなのより余っ程マシだろ」


「いえ、お店のこともですが。

零さんを待たせるのは、、、」


俺のことを気にしてたのか。

初めの方は食べ終わるまで一緒に席に座っていたが、最近は食べ終わってある程度したらソファーに移動したり食後のコーヒーを作るためにキッチンに行ったりしてるけど、外食となると食べ終わるまで絶対にその場所で待っていないといけないからな。

そりゃ待たせてる方からすると気を使うか。


「ああ、俺のことか。

そんなんもっと気にする必要なんかないよ。

家族なんだから気を使わせてなんぼだろ?

でもまあ、無理やり外食にする理由もないし家で作るか。

食材あんまりないからこのままスーパーよるぞ?」


「はい。

今日の昼食と夕食は私が作りますね」


「いや、椎名はテストで疲れてるだろ?

俺がするよ」


「いいえ、私がします。

零さんはテストの勉強で忙しいからとご飯の準備などほとんどやっていてくれていたではありませんか。

終わったのですから私もするべきだと思うんです」


今回はやけに粘るな。

どうしたのだろう?


「わかった、わかった。

じゃあ、昼食は俺が作るから夕食は椎名に頼んでいいか?」


妥協案を提示してみる。


「わかりました」


少しムスッとした表情を見せたが俺が妥協したのにこれ以上言っても悪手になるだけだと思ったのか素直に受け入れた。


「晩御飯、何作るとか考えてたりする?」


「いえ、まだ何も」


「いきなりだもんな。

昼飯何にするかなぁ〜。

冷やし中華とかどうよ?」


「冷やし中華ですか。

今日も暑いですしいいと思いますよ」


「よし、それじゃあ、材料は麺とキュウリにハムそれから豚ももとかも入れるか」


「卵や醤油などは家にありますか?」


「うん、まだ残ってたと思う。

椎名もスーパーに着く前に晩御飯、何にするか決めておけよー」


「はい、わかりました」


ふと見えた椎名の横顔はほんの少しだけ微笑んでいるように見えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。