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2.オリジナルなんて不可能

ども、今回は創作の厳しさや難しさも書いています。

楽しいだけが全てじゃないって事なので、

これから創作を始めようと思っている人は是非読んでください。






物語を作る時、皆さんはどこから作りますか?

キャラクター?舞台?ストーリー?


僕は舞台から作るタイプです。

世界を構築し、物語を作り、キャラクターを配置します。

この作業が本当に楽しいんですよ。


設定を考えている時が一番楽しいのかもしれません。

だってその後には文章を作らなくてはいけないのだから……。



ハッキリと言います……物を書くのは膨大な時間が必要です。



これから始めようという貴方!舐めてはいけません。

創作って小説もイラストも膨大な時間が掛かっているんです。


人によっては1枚の絵を仕上げるのに何十時間と掛けますし、

小説も丸1日かけて5000文字すら書けない場合もあります。

本当に時間泥棒なんですよ、創作って。


絵の上手い人に安易に「PCなら簡単に描けるんでしょ?描いてよ」とか言わないこと!

貴方の求めるレベルを仕上げるのに何十時間掛かると思っていますか?

逆に聞きますが、貴方は無償で他人の頼みだからと数十時間黙々と作業をこなせますか?


嫌でしょう?


「PCなら~」ってデジタル絵に幻想抱いてる人すごく多いのですが、

アナログより細かく修正出来る分、逆に時間掛かってたりしますからね!

(ちなみに僕は大雑把な性格なのでデジタルで気持ち早くなりました)


と、まぁ…こんな感じで、創作は時間が掛かる趣味なんです。

しかも、ひたすら地味な作業を黙々とこなさないといけません。



ハッキリと言います……めっちゃ大変ですからね!



「おいおい、お前前回と言ってること違うじゃないかよ」って思った人、

これ間違ってないんですよ……創作は楽しい、それは事実です。

だから創作者達は何年、何十年もやり続けている人が多いんです。


ですが!


ですが!!


大変なのも事実なんです。

これで心が折れて辞めていく人が後を絶たない訳ですよ。


上手く出来なくて悩んだり、手早く作れなくて苦戦したり、

先の事を考えると膨大過ぎて途方に暮れたり……。

創作は挫折するポイントが大量にあるんです。


だから前回「創作の楽しさ」をお伝えしたのですよ。

自作品を好きになれるか、それはすごく重要なファクターだと思うからです。

その前提が無いと続ける事は困難になるから……。


続けるためには創作を楽しいと感じなくてはいけない。

しかし、上手くいかないと楽しめないかもしれない。

では、楽しく上達するにはどうするべきか?それは簡単です。



好きな物を書けばいいんです。



例えばロボ物が好きとします、なら真似でもいいから書けばいいんですよ。

最初から上手く書ける人なんて絶対いません。

僕はそりゃもう下手くそでした……絵とか酷い有様でしたよ。


ですが、僕は好きな物を描いていて、下手だけど楽しめていたんですよ。

なのでこの方法をオススメします。


「好きな物を真似でもいいから書く」です。

真似はちょっと……とか思ってませんか?

そんな貴方にあえて言いましょう。



これは断言出来ます、今の時代【完全オリジナルなんて不可能です】



無理にオリジナリティを出そうと必死に足掻いて、

支離滅裂で無茶苦茶な作品が出来上がっているのをよく見かけます。


そりゃそうですよ、この数千年で人類がどれだけの創作物を作ったと思います?

まぁ数は知らないんですが、それと被らない物なんてある訳ないじゃないですか。

仮にそれが出来るとしたら、デタラメな作品以外ありえないんですよ。


とあるバンドが無駄に独創性を求めて今までに無い新しいメロディを作りました。

それは不協和音でしかなかったんです……そりゃ誰もやりませんよね。

そんなの聴きたい人いませんし、不快でしかないですから。


これが創作全般に当てはまるんです。


なので、オリジナリティはひとまず捨てましょう。

既存の設定、ようはテンプレってやつですが、それでも名作は腐るほどあります。

最近だと「●の名は。」とか流行りましたよね?

あれとか設定だけ見るとコッテコテのテンプレタイプですよ。


テンプレを使う事は過去作の影響を受ける、真似ると同義ですが、

それは全くもって悪い事ではないんです。

テンプレって響きが良くないかもですね、ちょっと言い方を変えましょう……。



テンプレとは【王道】なのです。



時代ごとに流行りはありますから、それは時代ごとに変わりますが、

最近の「なろうテンプレ」もまた新しい王道なんですよね。


っと、話が逸れました。

でもそろそろ真似ることが悪い事じゃないと伝わったでしょうか?



それでは、今回の流れをまとめます。



誰だって何かの影響は受けるし、何かを真似て上手くなります。

それは全く恥ずかしい事でも後ろめたい事でもないんですよ。


あ、でも単に真似するだけでは駄目です。

先人たちの培ってきた知識や技術をどんどん盗んで学びましょう。

それを得た後に自分の色を出していけばいいんです。


↑これは創作でご飯を食べている人からの受け売りなんですけどね!





さてさて、今回で創作の難しさ、厳しさは少しは伝わったでしょうか?

「大変そうだからやめようかな」って思った貴方、思い出してみてください。

僕は何度も言いましたよ?【創作って楽しいですよ】と。


これはやらないと解らない感覚かもしれません。

創作物を完成させた時の充実感、それを披露し、反応が貰えた時の興奮、

それについて語る時の高揚感……創作は本当に楽しいんですよ。


最初は少し大変かもですが、1度やってみてはいかがでしょう?


新しい扉が開けるかもしれませんよ。

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