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14.オリジナル生物

はい、どーも!底辺なろう作家のウナです。


と、最近流行りの某バーチャルYouTuberみたいな始まりですが、

先日その流行っているキズナ○イを見る機会があったのですよ。

あの子、面白いですね。


実在する人間じゃないからこそ素人がバカやってる寒さを減らしてくれてる。

YouTuber特有のあの独特な嫌悪感が無いのですよ。

これは流行るのも納得でした。




そこに新たな可能性を見つつ、今回も行ってみましょっ!




皆さん、創作してますか?

僕は先日書いたお話が納得いかず、8000文字を捨てたところです。

とても重要な話でもあるので妥協はしたくなかった。


書いたものを自分で読んでみて、心が揺れなかったのです。

そんなものを出しても誰の心も揺れない……そう思い、消しました。


全く同じプロットから新しく書いてますが、

まだ3000文字くらいですけど、今回の方が良いとハッキリと感じます。

やはり書き直してよかった。



さて、突然ですが、皆さんは物語を書く時にオリジナルの生物は出しますか?



現実には存在しない、神話上にも存在しない、オリジナル生物。

僕はたまにですが出しています。


1つ例を挙げますと……【カタクリズム】1章8話「トヒル火山」に登場するモンスター。

「ゴトビキ」と「ホワイトファング」が僕のオリジナル生物になります。

もちろん他にもいますが、今回はこの2種類を紹介します。


まず、このモンスター達の説明します。


「ゴトビキ」と「ホワイトファング」は名前は違いますが同じモンスターなのです。

これは成長過程で見た目が変わるから呼び名も変わる設定にしました。

あの世界の人々からは別のモンスターと思わているのです。


このモンスターは火山に住み、鉱石を主食としています。

岩をすり潰すための平らな歯があり、岩を砕くための太く鋭い牙もあります。

強靭な顎も必要になりますよね?なので下顎が大きい設定にしました。


硬い岩を容易く砕き、食べる生物となると、その頭はかなり大きくなくてはいけません。

その結果、バランスを取るために太い尻尾をつけました。

イメージで言いますと、ティラノサウルスのような姿勢の生物ですね。


さて、この生物ですが、幼体を「ホワイトファング」と言います。

まだ幼い「ホワイトファング」は岩(鉱石)の摂取量が少ないため、

皮膚の硬質化が進んでおらず、鱗は白いのです。

これが成長過程で徐々に岩と同じ色へと変色していきます。


最終的に「ゴトビキ」と呼ばれるモンスターに成長する訳ですが、

僕はこの「ゴトビキ」を先に創ったのです。


元ネタは和歌山県のとある神社にある「ゴトビキ岩」から来てます。

とても大きな岩でして、大きすぎて御神体として崇められているほどです。


「ゴトビキ」は岩に擬態して獲物を待つという習性を最初に作りました。

元ネタがゴトビキ岩ですからそうしたかったのです。

そこから掘り下げて行って、上記のような岩を喰らう化物を創った訳です。


ちなみに、琴引ゴトビキとはヒキガエルって意味もあるそうです。

なので「ゴトビキ」や「ホワイトファング」の目は大きく丸いカエルのようにしました。


これが僕のオリジナルモンスターの作り方です。


何かモチーフとなる物を決め、そこから広げて行き、

どう成長するか、何を食べているのか、どういう生態なのかを創ります。

こういった細かい部分が作品の【リアル】になっていくんだと僕は思ってます。


最近は動物の骨からモンスターを創ったりもしてます。

骨格って案外恐ろしい形してるものが多いんですよ。

美しくもあり、恐ろしくもある、モンスターにピッタリじゃないですか?



アナタだけのモンスター、創ってみませんか?



これ、案外楽しいのですよ。

毎回作っていたら大変ですが、たまになら楽しんで作れます。


どうだったでしょうか、僕のオリジナル生物。

以前【オリジナルなんて不可能】と書きましたが、

今回のような小さな要素だけなら完全オリジナルは可能なのです。

こういった小さな積み重ねが自分の色になって行くのかもしれませんね。


何かの参考になれば幸いです。



では、よい創作ライフを!

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