10.作品と作者
ども、ついに10回目です!
ここまで読んでくれた人には感謝感謝です。
今回は【作品と作者】についてです。
その前に、ちょっとこちらを御覧ください。
最近Twitterで見た中ですごく共感したツイートがあったのでご紹介します。
「小説を書くのに読書は必要か?
面白い話を書くためには読書より色々な経験や体験が必要だと思う。
でも、単純に整った魅せる文章を書きたいなら読書は必要だと思う。
最低限理解出来る日本語で事足りるが、人に理解させる文章って実は難しい」
「書き手として自覚していること。
1.こだわりは読者には単なるエゴにしか映らない。
2.語彙力は使い方を間違えると読みにくいだけの文になる。
3.時系列を弄ぶと面白くなる確率より理解できない確率が高くなる」
これを見た時、僕はすごく共感しました。
なので、今回紹介させてもらいました!
僕自身、身に覚えのある事ばかりでした。
しかし!僕は自分の好きな物を書くだけなので後悔はしてません!w
こだわってこだわって、こだわり抜いて行こうと思います!
では、本題に行ってみましょう!
皆さん、創作楽しんでますか?
僕は相変わらず楽しい日々を送っています。
最近【カタクリズム】のミニコーナー【語るリズム】も始めてみました。
これはカタクリズムを読んだ事ない人のために、
少しでも興味持って欲しくて始めたものですが、
本編に登場するキャラを使い、面白可笑しく紹介しているコーナーです。
興味があったら僕の活動報告【語るリズム】をご覧ください。
ってな宣伝も交えながら今回のお話【作品と作者】です。
この【語るリズム】もまた作品への向き合い方の1つだと思っています。
人によってはダークファンタジーのキャラがふざけているのは不快でしょう。
しかし、それ以上に得られるファンは多いと判断してやっていたりします。
僕なりに少しでも見てほしくて色々試行錯誤しているのです。
この他にも、僕の描く雰囲気や作風に少しでも興味を持って欲しくて、
【偽りの身体と本物の心】という短編を投稿してみたりしました。
たった1000文字の短編ですが、僕が描く世界の片鱗は味わえると思います。
これを読んだ人の中で1人でもいいから、
カタクリズムに流れてくれたらいいなという淡い期待で書いてます。
こういった多方面からのアプローチも大事だと思ったのです。
単に読者が増えない、ポイントが増えないと嘆くのは簡単です。
確かに文句や愚痴を言っていれば気持ちは少し紛れます。
ですが、何も生み出しませんし、それではファンは離れて行きます。
それよりも、こうして色々試してる方が建設的じゃないですか?
自分を正当化したくて、自分と違う方向性の作品を貶す人がよくいます。
それを見た人はどう思うか考えた事がありますか?
仮にその貶されている作品を好きな人がいたらどう思うか想像出来ますか?
答えは簡単です、不愉快なだけです。
貴方のファンになってくれていた人でも、
そんな発言を見たら引いてしまうかもしれませんよ。
勿体無いと思いませんか?僕は勿体無いと思います。
だって、作品ではなく、人間性でファンを失ってしまうんですもの。
誰だって好きな作品、嫌いな作品はあります。
僕だって苦手なジャンルくらい沢山ありますよ。
でも、それは思っていても人の見えるところでは口にしません。
やっとの思いで獲得したファンを失ってしまうのは嫌ですから。
嫌いでものを語るより、好きでものを語りましょ。
それなら、それが嫌いな人は「ふーん」とスルーするだけですし、
好きな人は「同志がいた!」と喜んで近寄ってくると思いませんか?
何かを叩く事で寄ってきた同志は、いずれ貴方の好きな物も叩きますよ。
そんな人よりも、貴方の好きなもので寄ってきた同志と付き合っていきましょ。
その方達との付き合いは、貴方の創作人生において有意義になると思います。
貴方の好きなものの同志なんですから、
貴方の好みを大量に注ぎ込んだ作品を好きになってくれるかもしれませんしね。
これに関連する事をもう1つ。
ネットでは作品を批評する方は多いですよね。
アニメや漫画、映画やドラマ、絵や小説……様々な物が批評されています。
なろうの評価ポイントや感想なども批評の1つですね。
これについてなのですが、僕はずっと思っていた事があるのです。
皆さん、素人作品を商用作品と同列で批評していませんか?
めちゃくちゃ上手いプロの作品を基準とした批評をよく目にします。
いえ、違いますね……プロの中でも一握りの【名作】を基準としてませんか?
ちょっと暴論かもしれませんが、
そんなに優れた作品が見たいなら金出して商用作品買いましょ?
無料の作品見て文句言うって……結構アレな感じしませんか?
全員が全員【名作】と比べているとは思っていません。
ですが、そういう方が多いのも事実です。
ここはあくまで素人作家の投稿しているサイトです。
それは忘れないで欲しいのですよ。
確かに文章力とか構成力が低い作品も多いと思います。
僕自身も素人なので上手いとは思っていません。
ですが、皆その人なりに頑張って書いているのです。
辛辣な感想を求めている人になら好きにすればいいですが、
単純に楽しんで書いているだけの人にそれはやめてあげてください。
心無い言葉で潰された作者を腐るほど見てきたのです。
「作者のためにもハッキリ言った方がいい
アンチに潰されるようなら公開しなきゃいい」
と、言っている方を見た事があります。
「その批評基準がプロレベルだとしても?
明らかにつまらないと感じた作品にわざわざ伝える意味は?
なぜ自らアンチまがいの事をするのですか?作者潰ししたいだけですか?」
これが僕の本音の感想です。
確かに他者の厳しい言葉で気づける点も多いです。
それは僕も成長に繋がると思います。
ですが、それで作者を潰しては元も子もないですよね?
なので、僕は提案します。
まず、最初に褒めましょう、良い点を挙げるのです。
これは多ければ多いほどいいと思います。
ちゃんと作品に触れながら書いてくれると伝わりやすいです。
次に、気になった点を指摘しましょう。
これは簡潔に短い文で伝わるよう書きましょう。
最後に、貴方の感じたその作品の感想を書きましょう。
ここではネガティブな内容はなるべく避けるのです。
後は書き方次第だと思いますが、これで十分良し悪しは伝わります。
ひたすら酷評ばかり並べても相手には伝わりません。
嫌になって見たくないと思ってしまいますし、感情的になってしまいますから。
僕は4・1・4の割合で書くといいと思っています。
残り1割はお好きに、といった感じです。
甘いかもしれませんが、僕は甘くていいと思います。
創作って続けないと上手くなりません、それは絶対です。
まだ未熟な素人作家に厳しい言葉を並べるより、
モチベーションを上げて続けさせた方が伸びると僕は思っています。
これ仕事とかでもそうなんですよね。
叱る、指摘するだけの上司は部下を伸ばす事が出来ない無能です。
そうはなりたくありませんよね。
本当に作者のためを思うなら、ちょっとだけでいいので考えてみてくださいな。
それでは、楽しい創作ライフを!