表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自殺中毒な少女  作者: 乙葉
6/15

第5話 ー敵襲ー

このお話は自殺、いじめを推奨するものではありません。

第5話 ー敵襲ー


いつも通りに過ぎて、放課後。


私は机の汚れをどうしようかと考えを巡らせていた。

黒い文字は教室の明かりに照らされ、艶やかに光っている。

恐らくは油性のペンだろう。

専用の液が無ければ、水で濡らした布で擦ったりしても意味がない。

今はペンの汚れを落とせるような物は持ち合わせていないし、帰りに買って明日の朝にでも落とせばいい。

考えもまとまったので、帰ることにする。


人が少なくなった教室を、少ない荷物をもって出ようとした時、一人の女子生徒にぶつかった。

私をいじめてくるグループの一人だ。


面倒なことになった。

普通の生徒ならまだしも、いじめグループの一人とぶつかってしまうなんて。

当然のように呼び止められ、学校の端の方にある女子トイレに呼び出される。

なぜこの世代の子供はこんなに力に固執するのか私には理解しがたい。

支配欲なんてただの邪魔な鎖でしか無いと言うのに。

いじめグループは5人組で、ボスのような一番気の強いお嬢様が一人、そのお嬢様にいつもくっついてるいかにもナルシストな女の子とモデル気取りでまわりにちやほやされるのが好きな女の子。

残りの二人はボスが怖くて仕方なく一緒にいるような女の子。

よくあるグループ構成。

今回私とぶつかって、私を呼び出したのはナルシストだった。

正直私はこの子の名前を知らないし、これから覚える気もないのでナル子と呼ぶことにする。


呼び出しを無視すると後が面倒なので、荷物を持って呼び出し場所のトイレに向かった。


呼び出し場所のトイレにはナル子一人が佇んでいた。

普通なら5人で来るはずなのに珍しい。

少し奇妙だと思いつつも近付く。

ナル子は私の姿を見ると笑顔を浮かべこちらに近付いてきた。

この事が、私の考えを変えることになるなんて、この時は考えもしなかった。


クスリと誰かが嗤った。

今回は主人公をいじめるグループの事が少し見えてきました。

このお話では正確な名前などは出てきません。

私は主人公のことは少女とか、自殺中毒ちゃんとか呼んでますw

次回の更新も未定になります

とうとうこのお話も5話まで来ました。

これからは更新しつつ、手直しをしていこうかなと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます

コメント、評価気軽にお願いします(*^^*)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ