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ープロローグー
※このお話は自殺を推奨したり、死を軽んじるお話ではありません
詩のような表現を使う場合が多いです。
自殺に嫌悪感などを感じるお方はご注意ください。
ープロローグー
メメント・モリ
死を想え、死を知れ、
そんな風に訳される言葉。
けれど、私にとってその言葉は、
死を愛せ、それだけだった。
それは私の罪であり、幸せであり、日常だった。
昨日は首吊り
今日はリストカット
明日はどんな方法で死ねるのだろう?
死ぬことがやめられない。
だけど、何故かは分からないけれど、
また生き返ってしまう。
何でだろう?何故だろう?
こんなに死にたいのに、何で死ねないんだろう?
分からない。理解できない。
分からないけど、いつかは死ねるだろうから。
だから、私は今日も死ぬんだ。
話自体は短いですが定期的に更新する予定ので、
良ければこれから続く自殺中毒な少女のお話を楽しんでください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。